こんな記事をお見かけしました。
私はTDRに行くとショーやパレードを見ることが多い。
けれども、ショーについて感想を述べることはあっても、シアターについてあんまり触れたことがなかったなあ…
街の劇場と異なり、パーク内のシアターは、比較的演目とセットの関係にあるからかなあ。
同じ演目をいろんなシアターでやることはないし、そのシアターで上演される演目は同時期には基本的に一つだけ。
ゆえに、パークにあるシアターについて、"シアターそのもの"について考えたことはあまりなかった。
というわけで今回はパークのシアターについてちょっと考えてみた。
それと、引用元のブログに、以前私の記事を参考にアンサー記事(?っていうのかな)を書いてもらった*1のが嬉しかったので、そのお返しになればいいな!
東京ディズニーランド
ショーベース
今はワンマンズ・ドリームⅡ - ザ・マジック・リブズ・オン(通称ワンマン)を上演してる。
あとは成人式をやったり、ファンパーティなるものをやっていたりすることもある。
(いったことないけれども)
ゆえに結構テレビとかに映ることも多いシアター
よくもわるくもテーマパークのシアターという感じ。
ドーム状で屋根はついているけど、半屋外で風は冷たいし、椅子は固い 。
ただかなり大きい
あとで触れるBMTもそうなんだけど、こういうでかい箱を持っているのが、東京ディズニーリゾートがテーマパークの雄たる要素の一つであるとも思ってる。
たかがテーマパークとは言わせない力強さよ。
スピーカーもかなりパワフルなのでそこも好き。
肝心のシアターとしての特徴なんだけど、とにかく斜度がきついので、わりと後ろのほうでも頭を気にせず見れる。
一方で横のほうだとかなり角度がついちゃうので、横のほうで前よりよりも、中央付近で後ろのほうがおすすめ。
実際、撮影していて前の人の頭が邪魔だなーとなることはほとんどない。
別に一番前でなくても、足元までがっつり写せる。
そして前方の席はフラットな床にパイプ椅子が並べてあるだけだけど、舞台がかなり高いので、こりゃまた頭が邪魔になることもない。
まあ高すぎて、めちゃめちゃ首痛くなるし、むしろ足元はほとんど見えなくなっちゃうんだけど、そのぶん臨場感もすごい。
これはパイプ椅子の席で撮影した写真だけど、足元に見えている黄色いのは舞台の床です。
シアター・オーリンズ
アドベンチャーランドに君臨する完全屋外型の劇場
現在では、レッツ・パーティグラを上演している。
ステージはそこまで大きくなく、比較的縦長なイメージ
…と思ったのだけれども、この前後ろから2番目だか3番目だかの席が当たった時の記録を確認してみたら、15列目だった。
そんなに縦長でもない。
このシアターはなんといっても舞台が低い。
以前上演されていたミニー・オー・ミニーでは、ドナルドが押し飛ばされて舞台から落っこちるという演出があるぐらい低い。
そのうえ、一番前とステージが比較的近いので、前のほうの座席から見ると、演者の目線が低くてドキドキする。
これは一番前の席の時に撮った写真なんだけど、グリーティングか???ってくらい視線近いでしょ
というわけで、裏を返すと後ろのほうの席だとかなり前の人の頭がかぶってしまう。
足先までみるなら2列目までじゃないとかなり厳しいと思う。
3列目だと特定の角度なら足元も見えるかな?ぐらいじゃないかなと。
1列目と2列目で視界が全然違うのも特徴かな。
斜度が低い、ともおもってたんだけど、むしろステージが低いほうが大きく起因しているのかなと思っている。
完全に余談なんだけど、シアター・オーリンズって英語表記だと、Theatre Orleans とイギリス式
オーリンズってきっとアメリカのニューオーリンズのことだと思うんだけど、なんでイギリス表記なのかはちょっと気にしている。
時代的にまだイギリス英語とアメリカ英語が分かれてなかったってことかな
プラザパビリオン・バンドスタンド
座席もほとんどなく、シアターというよりはステージといったほうがふさわしいのかもしれないのだけれども、せっかくなので挙げてみた。
今はシアターとしては利用されず、前でニックとジュディのグリーティングが行われている。
ちょっと前まで、スーパードゥーパ―・ジャンピンタイムという元気なキッズ向きのショーが行われていた。
でもかつてはかなり大人向きの演目も上演されていた模様。
楽屋とかもなく、バックステージにもつながっておらず、園内を普通に歩いて入場するようなこじんまりとしたステージ
座席はほとんどなく、基本的には床に座るかベンチに座るかの2択
斜度?ナニソレオイシイノ?
スーパードゥーパーでは、子供のためのショーだったので、一応大人であった私は中には入れず、ベンチの後ろに立ってみていた。
ステージ自体はそれなりに高さがあるので、目線としては立ち見のほうがちょうどいいくらいかもしれない。
こじんまりとしていて、奥行きもあまりなく、でもそこが好きだったなあ。
広場として使うだけじゃなくて、ステージとして使う日が近いうちに来てほしいなと思う。
東京ディズニーシー
ブロードウェイ・ミュージックシアター
通称BMT
現在はビックバンド・ビートが上演されている。
完全に屋内のシアターで、ロビーやトイレもちゃんと完備されている。
ちゃんと椅子もふかふか
そして2階建て
2階席はいわゆるホールの2階席を思い出してもらえばいいんだけど、結構高さがあって、傾きが急。
ほんとにここテーマパーク?となるくらい、重厚感があってほんとうに素敵なホール。
やっぱり舞浜はテーマパークの雄だと思わずにいられない。
客席じゃ飲み物飲んじゃまずいな、ロビーいかなきゃだとか、
ケータイの電話落とさないとなと思わせるような本格的な作りが魅力
そして余談ですが、
てかnew amsterdam theatreって画像検索するのめっちゃ楽しいから、BBB好きなひとは是非やってみてください
— すぴ🐭🎀 (@spica_mic) 2015年6月28日
改装前のニュー・アムステルダム劇場がおそらくモデルになってるのかな。
ドックサイド・ステージ
S.Sコロンビア号に併設されているステージ
今はハロー・ニューヨークが上演されている。
見た目以上にキャパがおおきくて、列長い!ってびっくりしても並んでみると、思っていたより前のほうの席で見ることができてびっくりしたことがある。
それとステージがそれなりに高いので、斜度はそこまできつくないけれども、そんなに前のほうの席にこだわらなくても、結構よく見える。
ただ、めちゃめちゃ横長なので、端っこのほうの前のほうの席に座ると、反対側の端っこのほうが見えにくそう。
ゆえにそんな長時間並ばなくてもわりとそこそこ見やすい席で見ることができて一時期よく通ってた。好き
もちろん前のほうの席は、めちゃめちゃ近いのでとっても臨場感があってすごく好き。
首は若干痛くなるけどね。
あと、入退場する様子が見られたり、S.S.コロンビア号のデッキもつかったりと、ステージとしての自由度が高いのも魅力
ハンガー・ステージ
ディズニーシーの奥地にあるシアター
現在はソング・オブ・ミラージュが上演されている。
ソング・オブ・ミラージュはまだみられていないので、これまでのショーのイメージで語ることになってしまうけど、お許しください。
ハンガーとは飛行機の格納庫らしく、たしかにステージっぽくない作りが特徴。
BGSが大事にされていて、ある意味東京ディズニーシーらしいシアターともいえる。
キャパは結構大きい。
そして斜度がかなりあるので、どの席からもわりと見やすい印象
アウト・オブ・シャドウランドが上演されるようになってからは、プロジェクションマッピングが利用できるようになり、表現の幅は広まったような、狭まったような印象。
シンデレラ城と違って凹凸もないし、完全に暗くできるので、プロジェクションマッピングが映えているのは間違いない。
さいごに
音楽をかじっていた影響で、いろんなホールを見るのが好きなので、結構書いていて楽しかった。
街中のホールとはまた違った、テーマパークならではの良さがあるのが、東京ディズニーリゾートのホールなんだよなあ。