はじめてのミュージカルなに観る？劇団四季のかんたん作品紹介

ミュージカルが好きなことを公言しているので、ときどき「ミュージカルとか気になっているんだけど何観たらいいかな？」と聞かれることがある。
慣れている身からすると、なんか気になるものまずはチケットとってみて欲しいな、と思うんだけれど、初心者にいきなりそれを求めるのはなかなか酷なのも事実。

すごく仲の良い友人であれば、友人の興味と自分の好みをすり合わせながらチケットを用意して一緒に見に行くこともあるが、さすがにこの対応はものすごく親しい友人に限る。

一方でいろんな人に舞台を楽しんでほしい気持ちもあるので、なるべく万人向けに初心者向けに思っていることを書いてみる。

劇団四季がなんだかんだ良いかも
作品紹介
チケットをどう買うか
さいごに

劇団四季がなんだかんだ良いかも

あまり普段ミュージカルを観ない人が、とくに目的の演目もなくなんか観てみたい、であればやっぱり劇団四季がおすすめかなと個人的には思う。

理由は以下の通り。

安定したクオリティ
役者を知らなくても問題なし
チケットをとるのが難しくない

プロの興行といえど、なかなかこれば…というものもどうしても一部存在する。役者の技量だけでなく脚本とか演出とかも含めて一定クオリティを保つのは大変なことである。
そのあたりは劇団四季の上演作品は非常に安定している。ずっと安定したクオリティの作品を届け続けている団体はなかなか他にはない。

また、上記の理由にも関連するが、舞台作品によっては役者が好きなことを前提としているものもある。映画やテレビドラマと同じように脚本が出演者の人気に依存している作品もある。
役者頼みが悪いということは決してないが、とくに好きな俳優がいるわけでもない非ファンにとってはそういう作品がつらいのも事実。
劇団四季は作品主義を掲げ、出演者はその週になるまで知らされないなど、役者のファン以外にも届けるようにしているため、その点は初心者にも安心である。
※もちろん俳優さんのファンもいっぱいいらっしゃいます

そして何よりも大切なのがチケットをとるのがそんなに難しくないこと。
舞台を観ることがライフワークみたいな猛者が一定数いるので半年先のチケットをとるのが当たり前、それでも確保できればいいほうみたいな演目もかなり存在する。
内容が面白いとなると余計にである。
劇団四季は「最前じゃないと嫌だ―」だとそれなりにチケットをとるのは厳しいが、作品のクオリティに対してちゃんと見える席を確保するのはさほど難しくないことが多い。