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TDRで撮影するのに向いている焦点距離は?基本編

東京ディズニーリゾートでは写真を撮るのも楽しみ方の一つ。
一眼(ミラーレス含む)を持ち込んで熱心に撮影するファンがたくさんいる。

一眼レフが一眼レフたる理由はレンズが交換できること!
レンズを選べるというのは楽しいし、だからこそ一眼レフが好きだけれども、持ち込むレンズを間違えると思うように写真が撮れない!っていうのもザラ。

レンズの違いにはいろいろな要素があるけれど、基本的に性能が良ければ良いほどパークでもいい写真が撮れる。
けれども焦点距離だけは良し悪しではなく単純に向き不向きがあるだけ。

パークの撮影にベストな焦点距離ってどれぐらいだろうか?

ディズニー大好き!ディズニーのためにカメラ買う!みたいなDヲタなら、とりあえずこれから寄り添うマウントだけ決めてダブルズームキットでも買って、どれぐらいの焦点距離で撮ることが多いか確認して、それに合わせてレンズを買い足していくのがいちばん!

けれども別の目的でカメラを買った人は、年に数回、下手すれば数年に1度しかパークに行かないと思うので、とりあえずダブルズームキット持ち込んでその時どんな焦点距離で撮ったか確認して…なんて悠長なこと言ってられないよね!
というわけでしょっちゅうパークに行っている私が撮った写真とその時の焦点距離を紹介します!
参考になるといいな!

ほんとは自分自身が新しくレンズ買うなら何mmがいいかなって参考にするためにこの記事を書いたのはここだけの内緒…!

使用している機材

ここから載せる写真はCanonの入門機(センサーサイズはAPS-C)、レンズはキットレンズ(18-55 mm, 55-250 mm)と24 mmの単焦点で撮ったもの。

もっといい機材・レンズを使い良い腕があればもっときれいに撮れると思うが、撮れる画角は変わらないはずなので、必要な焦点距離の確認にぜひご利用くださいませ。

CanonAPS-Cなのでフルサイズで相当する焦点距離も併記してある。
フルサイズやCanonAPS-C以外のカメラをお持ちの方は、フルサイズの焦点距離からそれぞれ計算してください。
APS-Cのサイズはメーカーによって若干違うみたいでCanonNikonよりも小さい。)

参考までにiPhone11 Proの場合、35 mm換算で、13 mm, 26 mm, 52 mmらしい。*1

グリの時

まずはキャラクターと一緒に写真が撮れるキャラクターグリーティングのときから。

整列グリ・グリ施設での撮影

列に並んだら順番に1枚のみ写真を撮ってもらうことができる整列グリーティング(以降、整列グリと表記)やグリーティング施設(以降、グリ施設と表記)では時間やスペースにゆとりがあるので、撮影の時に前後に移動することができる。
そのため、撮影にふさわしい焦点距離の幅が比較的広い。

最近は、24 mmの単焦点レンズが軽くてらくちんなので、全身の時もバストアップの時も自分が写ってキャストさんに撮ってもらう時ももっぱらそれを使っているがそれで画角に不満を感じたことはない。

以下5枚はすべて24 mm(35 mm換算38.4 mm)で撮影した写真

すごく逆光だったのを無理やりごまかしたんだけど画角の参考にはなるかと


全身でもバストアップでも何でも24 mm(35 mm換算38.4 mm)で画角は問題ないのが伝わってるかな?


この単焦点を買う前は、18~25 mm(35 mm換算28.8~40 mm)ぐらいで撮ってることが多い。

18 mm(35 mm換算28.8 mm)

20 mm(35 mm換算32 mm)

25 mm(35 mm換算4 0mm)

フリグリでの撮影

列は作らずにキャラクターの周りを取り囲んで声をかけるフリーグリーティング(以降、フリグリと表記)も基本的に整列グリやグリ施設と変わらないが、順番がはっきり決まっているわけではないので、あんまりゆっくりできないし、スペースも限られていて前後に移動できる範囲もちょっと狭いし、ほかのゲストが写り込むことがあるのが特徴。

最近は軽くてらくちんな24 mmで撮りがちだが、ズームレンズのほうがいいかなと思うこともある。

以下3枚が24 mm(35 mm換算38.4 mm)で撮影した写真

ワンショ大会*2のときだと、基本的にキャラクターを囲んでいたその場から写真を撮ることになり、1歩近づきにくい雰囲気なので、焦点距離が足りないかなーってなることがある。(上の写真など)

あと、グリーティングの際キャラクター同士が自由にふるまってる時があってそれをとる時も24 mmだとちょっと足りないと感じたり、逆に近いと感じることもある。


24 mm単焦点ではなく18-55 mmをくっつけていたときは、18~35 mm(35 mm換算28.8~56 mm)ぐらいで撮ってることが多い。

18 mm(35 mm換算28.8 mm)

27 mm(35 mm換算43.2 mm)

35 mm(35 mm換算56 mm)

キャラクター同士が自由にふるまってるのを撮ってるときは場合によってはもっと望遠側で撮ることもある。

40 mm(35 mm換算64 mm)


たまたま55-250mmをくっつけたままワンショ大会に遭遇して、70 mm(35 mm換算112 mm)で撮ったこともあるが、これはこれであり。

キャラダイでの撮影

レストランで座席までキャラクターが遊びに来てくれるキャラクターダイニング(以降、キャラダイと表記)

どんどん減ってきてしまっているが、いまだとシェフミッキーが該当する。

基本的には施設グリと大差ないかな。
強いて言えば時間的にはゆとりがあって移動できる範囲がやや狭い気がする。

シェフミッキーはライティングが不思議な色なのでホワイトバランスが結構難しいがまあ今回は関係ない。

24 mm(35 mm換算38.4 mm)でこんな感じ。

アイテム+背景で撮る時

FPや買ったグッズなどを手にもって記念にパチリ☆というショット

最近は耳付きカチューシャとか流行ってるよね。

TDR公式インスタとかにもたまにあるやつ。

一人で撮ろうとするときなど、アイテムを構える人=カメラを持つ人だと、
・機材が片手で扱えるぐらい軽い
・腕を伸ばした程度の距離のものが撮れるくらいの広角
・最短撮影距離もそれなりに短いレンズ
でないと撮れない。

いつも24 mm(35 mm換算38.4 mm)の単焦点で撮っているが、感覚的にAPS-Cで35 mm(つまり35 mm換算56 mm)だと望遠すぎる気がする。(私の腕はあまり長くない)

下の写真は24 mm(35 mm換算38.4 mm)の単焦点で自分でカメラもポストカードも持って撮影したもの。

画角のチェックぐらいならおうちでペンでも握ってやってみて試してみるのもあり。

まあこういう写真はスマホで撮って加工が主流なのかなあ。

料理を撮る時

パークでのお食事は、ミッキーシェイプだったり、季節限定メニューだったりと撮影したくなることも多い。

机に置いたまま撮るならいわゆるテーブルフォトとだいたい同じで良いと思われる。
強いて言えば写真を撮るよりも食べるほうがメインなので、立ち上がったりするのもなんだし、あんまり離れて撮影してるとちょっと不審者気味なので広角気味なほうがいいかな?ぐらい。
となると35 mm換算で40 mm前後とか。

スナックや飲み物を手で持ったまま撮りたいとなると、上記の"アイテム+背景で撮る時"とほとんど同じなので、広角&軽めな機材って感じになるかなと。

私は毎月パークで食べたものを「ごはんログ」と称してアップしているが、すべて24 mm(35 mm換算38.4 mm)で撮影した写真を使っている。
画角もいいんだけど最短撮影距離は0.16mとマクロじゃないとはいえそれなりに寄れるのも大きい。

spica-mic.hatenablog.jp

景色などを撮る時

パークで景色を撮るのは、パークの楽しみ方の鉄板だと思うが、正直どんな焦点距離も使う!というのが本音。

24 mm(35 mm換算38.4 mm)の単焦点のお気楽スナップもいいし、


55 mm(35 mm換算88 mm)でちょっと距離のある被写体を抜いてみたり、


近づくことができない、裸眼ではよく見えないものを、250 mm(35 mm換算400 mm)でいっぱいに写し取ったり


正直なんでもかんでも撮りたい!とおもったらレンズ何本あっても足りないので、持って行ったレンズで撮れるものいっぱい撮る!という感覚が楽しいと思う。

ただ一つ言えるのは、ショーウィンドウや壁など近づくことができる被写体を撮るなら、距離を置いて撮影しようとすると、他のゲストが写り込んでしまうリスクが爆増する。
だから、比較的広角寄りなレンズなほうが使いやすいと思う。
だからフリグリと同じ18~35 mm(35 mm換算28.8~56 mm)ぐらいとかかなあ。

24 mm(35 mm換算38.4 mm)の単焦点のお気楽スナップが荷物も軽くなって楽なので私はよくこれでお散歩する。

続きます

パーク内のそれぞれのフォトスポットやショーやパレードについて書いていたら大変長くなってしまったので、ここでいったん区切ります。

望遠レンズが必要になってくるショーやパレードはショーやパレード編

spica-mic.hatenablog.jp

…と分けてアップしました。こちらもご参考に!

あと何度も登場した24 mmのレンズはレポも書いたので興味がある方はこちらもぜひ

spica-mic.hatenablog.jp

spica-mic.hatenablog.jp

*1:公式ページより

*2:キャラクターが帰り際で時間がないときなどに、回転しながら取り囲むゲストのレンズを向いてポーズを決めて、手早く周りのゲストにワンショットを撮ってもらうことでふれあいの時間は無くなるもののみんなが写真を撮れるようにすることがある