先日香港ディズニーランドに初めて行き、はじめてということで気合いを入れて、香港ディズニーランドホテルのキングダム・クラブ・ルームに泊まってきた。
お目当ては、パジャマ姿のキャラクターとのグリーティング!
Twitter(当時)やInstagramで見かけていて、あまりのかわいさに香港に行ったらぜひ体験したいと思っていたのだ。
とはいえ行く前は、パジャマグリのためだけに、部屋そのものは通常の部屋なのに通常より高いキングダム・クラブ・ルームに泊まるのは割高だと感じていたのも事実。
パークに入園しない到着日の1泊だけキングダム・クラブ・ルームに宿泊して、あとはエクスプローラーズロッジに泊まるという案もあった。
とはいえ、慣れない異国の地で連泊なのにホテル移動はめんどくさいよねと全泊キングダム・クラブ・ルームにしたのだが、実際に泊まってみるとパジャマグリ以外にもキングダムクラブルームの特典が魅力的があって結果大満足!
実際に泊まってみてわかった、パジャマグリ以外のキングダムクラブルームの特典の魅力をご紹介する。
どんな特典がある?
キングダムクラブルームの得点については公式サイトに記載がある。(日本語あり)
朝食、軽い夕食、軽食、飲料を含みます
チェックインおよびチェックアウトサービス
パークチケットの購入
1ラウンドミニバー(無料)
パークでの荷物預かり(無料)
ホテル駐車場(無料)
Wi-Fiサービス(無料)
商品配送サービス
夜間ターンダウンサービス
フローリスト(追加料金)
ランドリー&ドライクリーニング(追加料金)
ディズニーランドツアーサービス(追加料金)
・・・上記以外にもまだまだあります!
公式サイトに全く記載がない特典が特にあるわけではおそらくない。
とはいえキングダム・クラブ・ラウンジのサービスが価格相応に良いものかがいまいちピンと来ていなかったのだが、実際に利用してみたら結構よかった。
実は、過去に東京ディズニーランドホテルでマーセリンサロンを利用できる部屋に宿泊したことはあった。ただ、そのときはラウンジ利用の魅力がいまいちピンと来なくて、ラウンジを利用できないもっと広い部屋のほうがいいかもぐらいに思っていた。
今回は、香港に初めてということで、外国人/パークに不慣れだからこそラウンジ利用の魅力が感じられた。
今回は、初めてだからこそこんなふうに活用できたよ!ってところをご紹介していきたい。
チェックイン
チェックインは、キングダム・クラブ・ラウンジで対応してもらえる。
チェックインは専用ラウンジ対応なのは予約時点で把握していて、ググってラウンジが最上階である7階にあることは知っていたので、エレベーターに乗ったのだが、カードキーがないと7階のボタンが押せない。そしてこれからチェックインなのでもちろんカードキーは持っていない。
困ったとフロントにいたキャストに声を掛け、Kingdom Club Roomと記載のある予約メールを見せながらチェックインしたい旨を伝えると、快くハッピーハロウィーン!と、エレベーターでキャスト用のカードキーのようなものを使用し、7階まで案内してくれた。
香港は全体的にキャストさんがたくさんいたので、声かけやすかった。
エレベーターを降りると目の前に、専用のキングダム・クラブ・ラウンジがある。
チェックインしたい旨を伝えると、ラウンジ入り口すぐのカウンターに案内された。
チェックインはゆったり座って説明を聞きながら対応してもらえる。
ホテルの説明、キングダム・クラブ・ルームの特典、レストラン予約内容、パークとの移動方法などについて丁寧に説明してくれた。
国内のホテル宿泊であればさらっと予約の確認をして名前と住所だけ書いて入湯税だけ払ってチェックインできればそれで十分であるので、ラウンジでのチェックインは正直なところメリットが薄い。
しかし、今回は海外のホテルなのでパスポートを提示したりとやり取りが多いこと、ホテルの勝手がまったくわからないうえに特典やアクティビティなども多いディズニーホテルであり、そして慣れない言語(英語)の説明であることから、荷物を足元に置いて後ろの列から若干冷ややかな視線を浴びながらチェックインをするのではなく、ゆったりとチェックインできたのはとても良かった。
ちなみにキングダム・クラブ・ルームの説明の紙は日本語版だったが、ホテル全体の説明の紙は英語・中国語版だった。
キングダム・クラブ・ルームだけ日本語版の紙があるなんて、きっとキングダム・クラブ・ルームに宿泊する日本人がほんとうに多いのだろう。
ちなみに手回り品を除いた荷物は、ホテルの入り口でタクシーから降りたときに預かってもらって、そのままチェックインの時に荷物を預けたときに受け取った紙を渡したら部屋に届けてもらえた。
これは別にキングダム・クラブ・ルームの特典ではないのかもしれないが、ありがたいサービスだった。
パークチケットの購入
香港ディズニーランドは現在(2024年9月時点)入園に当たってパークチケットのほか、事前予約が必要となるが、公式ホテルの宿泊は入園保証付きである。
キングダム・クラブ・ルーム宿泊者であれば、チェックインをしたカウンターでパークチケットの購入も可能である。
今回の旅は3泊4日なので、2デーチケットを購入予定だったが、ディスカウントでマジック・アクセス(MA 年間パスポートのこと)にアップグレードが出来ないチケットを購入できた。
帰国後調べてみたら公式のプレイ・アンド・ショップ・2デー・チケット・オファーの金額だったので、これが購入できるのかも。ちなみに、HK$50商品割引クーポン付きである。
ちなみに60歳以上の場合、2デーパスポートよりもMAのほうが安いので、3泊以上する場合はMAにしよう。
MAは年間パスポートであるほかに様々な特典が付いてくるので、2泊でもMAのほうがいいかもしれないぐらいだ。それにMAならフライト時間によっては到着日も出発日もパークの空気を吸いに行けるし。
朝食、軽い夕食、軽食、飲料のサービス
ラウンジでは1日を通して軽食が提供されている。
公式サイトの記載は以下の通り。
マジカル・ビギニング
午前7:30~午前10:30
ペストリー、シリアル、フルーツ、温かいブレックファスト、ソフトドリンクなどをご用意しています。
レジャー・モーメント
午前11:00~午後5:00
ホームメイドクッキー、季節のフレッシュフルーツ、ソフトドリンクなどをご用意しています。
サンセット・アワー
午後5:00~午後7:00
前菜やビール、ワインなどをご用意しています。
スィート・エンディング
午後7:00~午後10:00
ホームメイドクッキー、季節のフレッシュフルーツ、ソフトドリンクなどをご用意しています。
いわゆる朝食ビュッフェであるマジカル・ビギニングと簡単な夕食のサンセット・アワーは利用者が多いのか、チェックインのタイミングで3つの時間帯から選択する。
連泊の時は基本毎日同じ時間を選択することとなる。
レジャー・モーメントとスィート・エンディングは時間帯が異なるだけで内容はほぼ同じ。
特に予約や時間の指定は不要である。
周辺にパークとホテルしかなく、飲食店はもちろんコンビニもないので、この食事提供のサービスは非常に助かった。
料理もおいしかった。
朝食(マジカル・ビギニング)は一般的な朝食ビュッフェの内容が取りそろう。
ディズニーキャラクターモチーフのものもあってかわいい。
飲み物はコーヒー紅茶のほか各種ジュースも有り。
夕食(サンセット・アワー)も軽食という扱いではあるが、十分な内容。
ワインやウイスキーなどアルコールも追加料金なしで提供される。
メインを除いてビュッフェスタイルなので、料理の名前を見てぴんと来なくても見た目で選べるのが助かる。
メインのお肉料理などは最初に案内があり、席にもってきてもらう。
この日は和牛のしゃぶしゃぶ風だった。しゃぶしゃぶとすき焼きの中間みたいなものだがお肉が柔らかくておいしかった。
パークに行っていた日もわざわざ夕食のためにホテルに戻ってきて食べた。
追加料金がないのも魅力的だし、パークでこれが食べたい!というのも特になかったし、そのままちょっと休憩してパジャマグリにも行ける。
レジャー・モーメントとスィート・エンディングはお菓子タイム
コーヒー・紅茶はじめソフトドリンクの提供があり、キャラクターシェイプのクッキーやグミ、ナッツなどのお菓子をつまめる。
部屋でくつろぎながら楽しめるように、使い捨てカップや紙袋も置いてあり、部屋に持って行ってねと言わんばかりだった。
ホテル内も周辺にもコンビニがないので結構うれしいサービス。
ちなみにキングダム・クラブ・ルームの場合、部屋のなかにも缶ジュースや炭酸飲料が提供されている。
たしかペットボトルでの無料サービスは法律か何かでNGだったはず。お水も瓶での提供だった。
ホテル全般的にキャストさん多めだったけど、特にラウンジはキャストさんがたくさんいて、素敵なホスピタリティにあふれ非常に快適だった。
すぐに気づいて声をかけてくれるし、食べ終わった食事はすぐ下げてくれるから机がいっぱいにならないし。
ディズニーキャラクターとのミート&グリート
もはや目的だったパジャマグリーティング!
初日はチェックインの時に赤いチケットをもらえる。
連泊の場合2日目以降はラウンジのキャストに声をかければもらえる。
Excuse me, could I have the pajama greeting ticket?とか何でも
(一般にパジャマは左右でsocksの靴下と同じく上下でpajamasと複数形だと思うのだが、チケットそのものにpajamaと単数形で書いてあったのでどっちでも良いと思う。伝えようという心意気のほうが大事)
毎日日替わりで1キャラクター。
サインはしてくれたりしてくれなかったり特に統一はされていなさそう。
さいっこうにキュートで幸せだった…!
にしてもマジで列は日本人が9割だった。
というかホテル滞在もフロアですれ違う人やエレベーターで乗り合わせる人みんな日本語だったからな…。
チェックアウト
チェックアウトもラウンジにて可能。
とはいえ、追加料金もなく特別な手続きはなかったので、ラウンジ入り口でキャストにチェックアウトしたい旨声をかけ、ルームキーを返却したのみで非常にあっさり。
おみやげにルームキー(なかみからっぽ)をもらった。
滞在中使ったのはミッキー柄だったけど、ミニーちゃん柄含めて一人2枚ずつもらえた。
利用しなかったサービス
活用したサービスはこんなところで、以下のサービスは使用しなかった。
- ベッドタイム・ストーリー:子供向けかつ日本語提供は無かったため利用せず
- パークでの荷物預かり(無料):グッズとか送ってもらえばよかったけどシンプルに忘れた
- ホテル駐車場(無料):滞在目的がパークのみでレンタカーは借りてないため
さいごに
キングダム・クラブ・ルームの特典でもあるラウンジ利用は食事の面でもキャストさんのホスピタリティの面でもおすすめなので、特に初めてのご旅行では検討に入れるのがおすすめ!
パジャマグリーティングだけには高いし、キャラクターダイニングをつけると食事を1回~数回利用しないことはあるのだが、それでも余りある魅力があると思う。
ほかにも香港ディズニーランドの記事を書いてます!