今週のお題「夏の思い出」
前から少し気になりつつも、乗ったことがなかったスカイマークにこの夏初めて搭乗した。
利用したのは、神戸→羽田便で、今回がスカイマークだけでなく神戸空港の利用も初めて。
実際に利用してみて、関西への移動にまた使っていきたいと思った。
良かったところや、実際の搭乗レポをお届けする。
旅の経緯
旅行の時は計画して、まず交通手段と宿を確保するのだが、こういう早くにチケットをおさえていた観劇の予定は交通手段の確保を後回しにしがち。
関西圏なら日帰りも可能だし、新幹線であればお盆と年末年始をのぞけば直前に切符が取れるのでなんとかなるのでより後回しにしてしまうのだ。
今回はマチネ公演*1のチケットを持っていたため、行きは大阪行きの夜行バスを抑えていたのだが、帰りはまあ何とかなるでしょうと放置していたところで、公演日の直前になってしまった。
とはいえこの日は夜に予定が入っていたため、何としてでも当日の夕方までには東京に戻る算段をつけなくてはならない。
まあいつもの通り定価で新幹線かなーと思ったところで、羽田神戸でスカイマーク便があったことを思い出した。
けっこう前に、京セラドームや大阪城ホールに東京から行くジャニヲタさんが、目的地と離れている成田関空ではなく、羽田発で神戸も市街地に近くアクセスが良く、そしてJALやANAより安くいから愛用している人が多いと聞いたことがあって気になっていたのだ。
※ただし、このブログを書くためにちょっとググったりXで検索してみてもそんな話は出てこなかったので幻の記憶かもしれない。
しかも、今回の目的地は大阪市街ではなく、宝塚なので神戸空港近いじゃないか、と。
とはいえ、宝塚が神戸と大阪の真ん中くらいに位置し、伊丹空港が大阪と兵庫の県境にあるので、宝塚からだと伊丹空港のほうが近いのだが。
直前でも安い!
そんなこんなで搭乗の2日前になってからあわててスカイマークのサイトを見てみた。
会社で昼ごはんを食べながらアカウント登録をするような慌てっぷり。
直前なのに、夕方の神戸発羽田着の便が、たす得で11,970円で購入できた。
新幹線より安い!
たす得はご搭乗前日までご予約可能で便ごとの空席予測数に応じて、運賃額が変動する便変更可能な割引運賃である。
別に変更予定はなかったので変更不可の運賃でも構わなかったのだが、この時点ではこの運賃が一番安かった。
便変更ができないいま得は3日前までしか予約を受け付けていないそう。
直前に慌ててバタバタ正規ルートでとってもこの価格でかつ変更可能だと思うとけっこうお得な気がする。
後述する通り、LCCみたいに追加料金が色々とかかるわけではないのも良い。
神戸空港へ
ポートライナーで向かう
いざ搭乗日、神戸空港に向かう。
三ノ宮からポートライナーで18分とアクセス良好。
ポートライナーに乗車して空港へ。
神戸空港行きに乗車し、ポートライナーの神戸空港駅を降りる。
神戸空港駅の改札は1つしかないし、改札出てすぐ目の前に空港の出発ロビーの入り口が見えるのでわかりやすい。
いざ神戸空港到着
入り口から入って右がスカイマークとフジドリームエアラインズ、左側にANA、ソラシドエア、AIRDOのカウンターがある。
スカイマークのキャンペーンサイトには「コンパクトが最高です!」とコンパクトアピールしているが、国際線がない空港の中ではまあまあ広いほうなのではなかろうか。
伊丹空港が規格外なだけで。笑
お土産売り場はもちろんコンビニもあり、上のフロアに上がればどうやらレストランも数店舗あるようだった。
チェックイン・荷物預かり
スカイマークはJALのタッチ&ゴーやオンラインチェックインなどのサービスはないため、自動チェックイン機に立ち寄り、チェックインを済ませる。
私は前述のとおり公式サイトからチケットを手配したが、手続きについては前日届くメールにもきちんと記載があり親切。
今回は観劇のみの弾丸旅だったため荷物が少なかったが、預け荷物があればこのタイミングで
無料の預け荷物の規定がJALやANAに劣らないのは、LCCを思うととてもありがたい。
お預けの手荷物が合計20kgまで、および容積が1個につき50cm×60cm×120cmまでは無料でお預かりします。
◆JAL
お一人様20kgまで無料でお預かりします。
※個数制限はありません。
3辺(縦・横・高さ) 50cm×60cm×120cm以内
◆ANA
重量:お一人様あたり20kgまで無料 3辺
サイズ:縦、横、高さ)の合計が203cm以内
個数:重量・サイズを満たしていれば制限はありません。
無料でお預かりする重さ・サイズ・個数(国内線)|国内線|ANA
保安検査場通過
チェックイン後、すぐ近くにある保安検査場を通り抜ける。
特に何事もなく無事に通過した。
ラウンジ神戸
この日は機材到着の遅れで時間に余裕があったため、ラウンジを利用した。
神戸空港には航空会社のラウンジはないが、保安検査場通過後にゴールドカードで入れるラウンジがひとつある。
写真撮影NGで写真はない(撮影されても困るのでありがたい)
セルフサービスのソフトドリンクは無料で、新聞・雑誌等が置いてあり、フライト情報が表示されたモニターやテレビが設置されている。
建物の内側に位置し、羽田空港のPOWER LOUNGEのように飛行機を眺めながらコーヒーを1杯というわけにはいかないが搭乗ゲート前と比べてゆったりできる空間となっている。
ドリンクバーは、コーヒーや紅茶、ウーロン茶にコーラにリンゴジュースといった定番だけでなく、スープ類などもあってけっこう充実している。
ポルチーニのポタージュ?がおいしかった。
搭乗・機内サービス
比較的安いが、31インチ(約79cm)のシートピッチに座席指定は無料とJALやANAの普通席と同じように利用できる。
全席コンセントありで充電できるのも便利。
飲み物の提供や機内エンターテインメント用のモニターはないのだけれど、神戸⇔羽田の距離が近いこともあり、さほど気にならなかった。
この日は機材の到着遅れで出発が遅れたが、搭乗案内もスムーズだった。
むしろ翌月もJALで機材の到着遅れによる遅延を食らったのだが、そちらの方がてんやわんやしてた。
にしても、けっこう機材の到着遅れによる遅れはあるので、飛行機移動は時間にゆとり持たないとだめね。
富士山が見えたので📷
まとめ:よかったところ
そんなわけで無事に羽田に戻ってこれた。
羽田⇔神戸が、時期にもよるが通常運賃で東京⇔新大阪の新幹線と同程度であり、たす得やいま得等特別運賃であれば高確率で新幹線より安い。
さらに、市街地へのアクセスも良く、時間の選択肢もあり、座席やサービスも普通以上でなかなか快適な移動だった。
安く関西へ行く方法はいろいろあるものの快適さと両立させるとなると料金が上がってしまう傾向にあるので、関西圏での目的地によっては積極的に選択肢に入れていきたい。