先日、香港ディズニーランドに初めて行ってきた。
グリ天国とかショーが盛りだくさんとか聞いていてすごく楽しみだったけど、東京と違って勝手はわからないし、海外旅行にあまり慣れていなくてどっきどきだった今回の旅。
行く前に準備しておいたこと、行ってから楽しめたこと良かったことをまとめておきたい。
まずは、旅の準備に欠かせない、航空券と宿の手配から。 ほとんどの国の国民は、観光目的で香港に入国する際にビザを必要としない（2024年10月現在）ので、パスポートが準備出来て飛行機と宿を確保できれば準備は半分以上できたようなものだ。
香港ってこんなところ
香港は中国の南部の海沿いにある特別自治区
羽田空港から直行便で4-5時間程度ぐらい。
香港国際空港は非常に大きな空港で、日本との直行便も多い。
日本各地の空港との直行便だと、JALやANAのほか、香港国際空港を拠点とするキャセイパシフィック航空や香港エクスプレス航空の便などが就航している。
時差は日本と1時間で、時差ボケの心配もなし。
香港が日本より1時間遅く、サマータイムはない。
宿はどこがいい？
宿は旅の目的に合わせて選ぶのが鉄則。
香港旅行で市内の観光がメインであれば、メインに合わせて宿をとればOK！
市街地から地下鉄でのアクセスしても1時間足らずだそう。
一方で香港ディズニーランドがメインであれば、ディズニーの公式ホテルがやっぱりおすすめ！
ディズニーならではの特典やアクティビティが楽しめるのはもちろん魅力的なのだが、これらのホテルならではの特典をあまり求めてなくても、パークメインであればおすすめである。
というのも、香港ディズニーランド周辺はコンビニすらなく、とにかくパーク（1つのみ）とオフィシャルホテルとディズニーランド・リゾート・ライン*1の香港ディズニーランド・リゾート駅くらいしかない。
東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルのように周囲にヒルトンやシェラトンはないし、ディズニーと提携していないホテルがすぐ近くにあるわけでもない。
公式のディズニーならではの特典（グリーティングとかディズニーな装飾とか）を差し引いても、立地の面で旅行の目的がディズニーであればおすすめできる。
公式ホテルは3つある。
価格帯が高い順に
- 香港ディズニーランド・ホテル (香港迪士尼樂園酒店) (Hong Kong Disneyland Hotel)
- ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ (迪士尼探索家度假酒店) (Disney Explorers Lodge)
- ディズニー・ハリウッド・ホテル (迪士尼好萊塢酒店) (Disney's Hollywood Hotel)
この価格帯の順番が、パークの入り口から近い順でもある。
ただし、いずれのホテルからもパーク入り口付近のバスターミナルまでのシャトルバスが出ていて、これは直接入り口に向かうのではなく、神奇道/Magic Roadをぐるっとパークを一周するように走るので、シャトルバスの走行時間が短い順だと逆向きになる。まあ誤差だけど。
香港ディズニーランド・ホテルは、東京ディズニーランドホテルと同様にヴィクトリア朝様式の外観で、ディズニーらしいエレガントなホテル
価格帯も3つのホテルで最も上で、スイートルームもある。
ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジは2017年にオープンした一番新しいホテル！
南国風の雰囲気で冒険の世界の続きを楽しめるようなホテル。
ディズニー・ハリウッド・ホテルはアール・デコ調でどこかディズニー・アンバサダーホテルっぽいおしゃれなホテル
3つの中で最も価格帯が抑えられており、旅行サイトによっては他2つのホテルより星ひとつ落とされていることも（※口コミ評判ではなくホテルのランクの話）
どこで予約するか
泊まりたいホテルの目星を立てたら、いよいよ予約する。
私は今回、香港ディズニーランド・ホテルに宿泊したのだが、ほかの公式ホテルでも事情は同じだと思う。
ホテルのロビーにミッキーたちのハロウィーンのデコレーションが
航空券＋ホテルがパッケージになったツアー商品
香港は日本からの定番の旅行先ということもあり、各旅行会社がいろいろなツアーやダイナミックパッケージを取り扱っている。
現地での宿泊先として、ディズニーの公式ホテルが選べることが多い。
また、パークチケットがついたプランを各旅行会社で扱っていることも。
中でも近畿日本ツーリストは香港ディズニーランド向けのプランに力が入っていて、プランの中身も宿泊するホテルが3つの直営ホテルから選べたり、パークチケットがついてくるだけにとどまらず、細やかでやりたかった！から選べる。
香港ディズニーランド・リゾート【海外ディズニーリゾートへの旅】│近畿日本ツーリスト
2024年現在だと、以下のようなプランから選べる。
- キャラクターダイニングの朝食が1回つく
→毎日キャラダイじゃなくて1回くらい行ければ嬉しいときもあるので助かる - 香港ディズニーランド・ホテルのキングダム・クラブ・ルーム宿泊プラン
→ハイクラスな部屋としてじゃなくてパジャマグリを目玉にしてて推せる。笑 - 「アーリー・パーク・エントリー・パス」付
- モーメンタスが特別鑑賞エリアから見られるプラン
- 「リーナ・ベル」／「アナと雪の女王」デコレーションルームにご宿泊
→キャラクタールームではないスタンダードルームもキャラクタールームのようにかわいくなり、さらにおみやげももらえる東京にはない香港のサービス。自力手配じゃなくていいの助かる - 2つのディズニー直営ホテル（香港ディズニーランド・ホテル&ディズニー・エクスプローラーズ・ロッジ）にご宿泊
→予算の都合やよくばりが理由で、同じ部屋に連泊でなく複数ホテルに泊まりたいことがあり、これがツアーで組んであるの地味に嬉しい - マジック・アクセス・メンバーシップ（年間パスポート）所有者限定ツアー
これらのプランはどれも特に安いとまでは言えないのだが、公式ホテルにキャセイパシフィック航空利用とあって安心して使えるプランばかりで、同じように個人手配するときより安いことがほとんどである。
香港ディズニーランド・リゾート【海外ディズニーリゾートへの旅】│近畿日本ツーリスト
個人手配するなら
と、ここまでツアーを推してきたが、不要なサービスは削ぎ落してさらに安く済ませたいこともあるだろう。その場合は個人手配である。（するしかないともいう）
私も今回は飛行機のマイルを利用した方が費用が抑えられそうだったので個人手配にした。
まず航空券は、香港国際空港⇔日本の直行便を様々な航空会社で就航しているので、選択肢が多い。
費用・サービスを比較したうえで探す。セールなどで安くなることもある。
今回はマイル旅だったので、航空会社公式サイトからポチポチして予約する。
マイルの特典航空券とは言えど、燃料サーチャージ代が高騰していてそれなりの金額にはなる。
そしてホテルを予約する。
公式ホテルに泊まる場合は、公式サイトでも良いのだが、Booking.comやagodaなどのホテル予約サイトのほうが安いケースもあるのでこちらも目を通しておきたい。
ただし、2連泊以上だと公式サイトで30%引きでかなりお得だったので、今回は公式サイトで予約した。
公式サイトも基本的に日本語対応している。
一部翻訳がイマイチなところはあるものが、もはや日本語がわからない、ということはなかった。
案内の表示はかなり日本語で、入力は英語だったはず。
なお、予約完了後の確認メールは英語だった。
もちろんクレジットカード払いに対応しており、VISA/Master Card/JCB/American Expressなど主要どころは問題なく使用できた。
公式サイトからの予約の場合、予約時にいろいろなオプションをつけることが出来る。
キャラクターダイニングありの朝食、デコレーション*2、パークパスポートなどなど。
レストランの予約が通常は42日前からのところ、宿泊者は120日前から可能なのだが、予約後にホテル宿泊者専用フォームなどはないので、ここで予約できた方が楽である。
なおこのタイミングで予約せず、予約した方法はこちらの記事で！
予約に当たってとくにアカウントなどは不要だが、MyDisney HKアカウントを使用しての予約も可能。 また、あとから予約とMyDisney HKアカウントと紐づけることも可能。
ただし、紐づけてみたが結局予約の確認くらいしかできなかった。
東京ディズニーリゾートのトラベルバッグのように、ホテルの予約に紐づけてオプションでレストランの予約やデコレーションなどを追加したりするのはおそらくできない。
電話／メール／チャットでの対応となり、MyDisney HKアカウントは関係なさそうだ。
とはいえ、パークで楽しむのにアプリいれておいたほうがいいので、ホテルの予約を紐づけなくとも、旅行サイトでホテルを予約した場合でも渡航前にMyDisney HKアカウントは作っておくと安心ではある。
さいごに
ホテルと飛行機とるところでまあまあ長くなってしまったので一度ここで区切る。
とはいえ、ここまで準備できればあとはやりたいことを考えて行くだけのようなもの。
実際に行ってみてこれが良かったとかあれが良かったとかもあるので、しばらく香港の思い出に浸るのにお付き合いください。
*1:サニー・ベイ駅と香港ディズニーランド・リゾート駅間を、早朝から夜間まで毎日数分おきに運行している電車
