本日、美女と野獣(アニメーション版)が金曜ロードショーで放送された。
美女と野獣結構面白かったし、コロナの影響で休みの日もお出かけできないし、おうちでディズニー映画でも見ようかな?という方のために、
美女と野獣の次に観て欲しいディズニー映画を4つ厳選してご紹介します!
ロマンティックな雰囲気が好きなら!シンデレラ
美女と野獣のテーマはなんといっても「愛」
愛は美女と野獣のテーマにとどまらず、ディズニーの永遠のテーマでもある。
ディズニーにラブストーリーは数多くあれど、外せないのはシンデレラ。
シンデレラほど、おとぎ話の幻想感や憧れをいっぱいに、それにプラスして芯のある美しい女性を描いた映画はそうそうない。(断言)
まず画面の色彩感覚が私の美的センスの原点なのか?ってレベルで綺麗だし、シンデレラの友人の動物たちもかわいいし、夢だらけな曲もたくさん。
王子様のかげは薄いし、2人が恋に落ちたことはわかるがなんで恋に落ちたのかはよくわからないし、戦後すぐの作品であることもあって女性観もかなり古いけれど、
色褪せない名作で、一度は見て見て欲しい作品であることには間違いない。
キャラクターが好きになったら!アラジン
美女と野獣は主人公のベルが利発的で素敵なのはもちろん、脇を固める召使たちも個性豊かで魅力的。
キャラが魅力的で楽しかったなー!というあなたには、アラジンがおすすめ!
アラジンやジャスミンはもちろん、もはやもう一人の主役ともいえるジーニーなど、チャーミングで、でもどこかで人間臭くて愛しいキャラクターたちが大活躍。
さらに、アブーや魔法のじゅうたんなど、ボディ(?)ランゲージだけのはずの相棒たちも愛しくてしょうがない!
そんな愛しいキャラクターたちが織り成す物語もワクワクドキドキいっぱいなのでおすすめ!
ストーリーという観点だけなら、もしかしたら私が一番好きなディズニー映画かも…?
音楽が好きなら!リトル・マーメイド
ハワード・アッシュマンとアラン・メンケンのコンビによる彩り豊かな音楽も美女と野獣の魅力。
楽しい音楽も、しっとりしたドラマティックな音楽もとりそろえていて、心惹かれた方も多いのでは?
作曲者アラン・メンケンはその後も多くのディズニー作品の音楽を手掛けたが、作詞者ハワード・アッシュマンは美女と野獣の完成を見ることなくこの世を去ってしまった。
そのため、携わったディズニー作品は美女と野獣の他にはリトル・マーメイドとアラジン(の一部)のみ。
というわけで、美女と野獣の音楽にはまったあなたには「リトル・マーメイド」がおすすめ!
アカデミー歌曲賞を受賞したアンダー・ザ・シーをはじめとして、パート・オブ・ユア・ワールド、キス・ザ・ガールとディズニー史に残る名曲がぎっしり。
全編で音楽が奏でられていて、ディズニー音楽好きには外せない名作。
もちろん音楽だけでなくアリエルはかわいいし、海のシーンが多いにも関わらず画面にめちゃめちゃ工夫が凝らされてるし、とにかく夢いっぱい楽しさいっぱい!
小さい頃はとにかく楽しい気持ちになれて、大人になってから見てみると、アリエルのお父さんのトリトン王の気持ちになってしんみりしちゃったりすることもある、間違いなく私の人生のそばにあるディズニー映画のひとつ。
映像美に魅了されたなら!ノートルダムの鐘
美女と野獣で忘れちゃいけないのが、映像美
最近の3D映画も信じられないぐらい美しいけれど、(先日公開されたアナ雪2は本当に画面が美麗だった…)美しい手書きアニメも魅力的。
私は美女と野獣の舞踏会のシーンが、世界で一番美しいアニメ映像だと思っている。
色彩感などが綺麗で映像を停止して静止画にして美しいのはもちろん、カメラワークの見事さが光っている(カメラで撮影しているわけではないが)
ほかにも美しいアニメーションのアニメが観てみたい人におすすめなのがノートルダムの鐘。
はじめて観たとき、この色彩感やカメラワーク、めっちゃ美女と野獣ぽさあるじゃん…って思った。
でそのあとちょっと調べたら、公開されたころやビデオ発売のころは「『美女と野獣』のスタッフが再結集!」と広告が打たれていたみたい。納得
大聖堂のスタンドグラスも本当に美しくて必見。
映像美以外だとアラン・メンケンの美しい音楽も語る上で外せない。
God Helpは他の名曲に比べたらやや知名度が劣るかもしれないけど、ほんとうに歌詞も含めて大好き。(「あたしは大丈夫 一人ででも不幸な人が この世にいる」のところでだいたい泣く)
話がディズニーにしてはややダークなのと、主人公のカジモド(ブサメン)はラストでもイケメン王子にはならないので、軽めの楽しい気持ちな映画しかみたくない人にはそこまでおすすめできないけれど、そのぶん人間の醜さなどにもまっとうとは言えないながらもちょっとは向き合えてる作品なので考えることがいろいろあって私は好き。
いやカジモドがブーイングされながらいじめられるシーンは、シンデレラがドレスびりびりにされるシーン並みに見てられないけど。
さいごに
ほかにもおすすめのディズニー映画はたくさんあるのだけれど、とりあえず今回はこれでとどめておきます。
もうはじめて観た!って気持ちにはなれないので、それのお手伝いしてる気持ちになって考えるのけっこう楽しかった!