特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
2021年の観劇まとめはこちら
2022年も、公演中止に泣きながらも宝塚中心にいろんな舞台に行けて幸せでした。
基本的に各演目で感想記事をあげているので、リンクでつなぎつつ、漏れてるものについてそれぞれ書いてみる。
宝塚歌劇団
基本的に大劇場公演はすべて&別箱もちょくちょくチケット取れたのでいろいろ観られた。
これまでまったく感想書いてなかったので簡単に一言ずつ。
花組 元禄バロックロック/The Fassionation!
2021年末にムラで観た元禄バロックロック
コロナで飛んだチケットもあったものの、なんとか1枚生き残って東宝でも観られた。
お芝居もわかりやすく、楽しいハッピーエンドだし、ショーはとにかく華やかで衣装も豪華で大好きな作品。
月組 今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!
トップコンビお披露目公演
原作映画は衣装がかわいいとTwitterで定期的にバズっているものの、実際に見たことはなかったけどこんなお話だったのね。
うみちゃんの着こなしもめちゃかわいく、珍しくルサンク買った。
とにかくちなつさん*1の俊藤さんが最高すぎる。(スチール買った)
ライバル枠かネタ枠かと思ったらただのいい人100%だった。ちなつさんの演技上手が光っていた。
さち花さんとの絡みも最高すぎた。
FULL SWING!のほうは、パレードの海ちゃんのドレスが好きすぎた。
宙組 Never Say Goodbye
ムラの遠征予定のチケットは飛んで行ってしまったものの、なんとか東京で2回観られた。
ちょうどウクライナの戦争も始まってちょっと経った頃で、現実のほうが苦しみがリアルすぎてストーリーにはちょっと物足りなさというか消化不良感を感じるものの*2、ワイルドホーン氏の美しい音楽、宙組の魅力的なコーラス、宝塚を知り尽くし魅力的に見せる演出の力が素晴らしかった。
そしてなんといってもフィナーレの素晴らしさ、かっこよさ。
フィナーレが良すぎて本編の記憶飛んでしまった。
雪組 夢介千両みやげ/Sensational!
別件ついでにムラで観たのでネバセイより先に観劇していたのだけれど、便宜上公演順で。
夢介の話自体は男のロマンってこんなのかしらね、って感じではあったものの、原作ありにも関わらずあてがきなの?レベルでみんな役に合っていてびっくり。
sensationalは舞台上の組子の数が常時多くてとにかく見た目の華があってけっこう好きなショーだった。
星組 めぐり会いは再び/Gran Cantante‼
ムラの遠征予定のチケットは飛んで行ってしまったものの、なんとか東京で1回観られた。
チケット飛ぶのが日常になっててほんと怖いよ…。
めぐり会いはとにかくかわいーーーー!!!!ってみるのが良いんだろうね。かわいかったです。
Gran Cantante‼も王道ショーでたくさんの組子が活躍していて楽しかった。星組もっと詳しかったらもっとたのしかったんだろうな。
花組 巡礼の年/Fashionable Empire
東京公演の大半が中止となり、私の持っていたSS席も飛んでしまったのだけれど、1枚だけ奇跡的に生き残った。
東京でほとんど上演できなかったのが惜しすぎる佳作。
ショーでは、初めて光ちゃんがかっこよすぎて動揺してオペラグラスを反射的に下ろすという不思議体験をした。なんだったんだあれ。
fashionableなのにファッションが刺さらなかったんだけど、音楽といい振付といい演出といい結構好きだった。
月組 グレートギャツビー
脚本的にギャッツにもデイジーにもトムにもマートルにも一切感情移入できないんだけど、れいこさん*3の顔面と表現の良さ、月組子のお芝居の良さ、イケコ×男のロマンの相性の良さでなんか良い作品になっていて、強い。
おだちん*4演じるニックがまともすぎて、あんな人たちに囲まれてナニコレってならないんか?笑と不思議な気持ちに。
たまたま観た回でマイクトラブルがあり、仕切り直しがあったのだけど、マイクなしでも響き渡るちなつさん*5の声にびっくり。
宙組 HiGH&LOW/Capricciosa
宝塚×LDHや宝塚×ハイローってどうなるんだ?とそわそわしながら初日を迎えたものの、トンチキ感とか、前を向いてキラキラ生きる感じが宝塚との相性がえらい良かった。
やろうと思った人、実現に向けて動いた人すごい。
美形がオラオラしてて最高だった。
ま、話はトンチキだけどそこがいいのよ。
カプリチョーザはなんだかんだ王道ショーで、なんか口ずさみたくなるメイン曲が強いのと、みんなが活躍してて本当に楽しかった。
東西で複数回観られて幸せでした。
雪組 蒼穹の昴
一本モノ、中華モノと身構えて行ったんだけど、骨太の物語に宝塚ならではの華やかなシーンもあり、咲ちゃん*6はじめとする雪組子たちと専科の皆様の熱演が光る素敵な舞台だった。
中国史について無知すぎて、原作予習なしだとキツイかなと思ったけど、話がぐんぐん進むのでそのときの登場人物の気持ちを追ってれば良くて、私は予習や知識なしでも追っかけやすかった。
それと、とにかく和希そらがかっこよかった…。(←が言いたかった)
花組 TOP HAT
2022年は別箱公演もいくつか観られた。
まずは花組のトプハ@梅芸から。
宙組の初演未見、映画も未見の完全初心者で言ったけど、古き良きミュージカルって感じで最高。
(とはいえ映画は古いけど舞台化は2011年とわりと最近なんだけど)
脚本というかストーリーはツッコミどころだらけなんだけど、ラブコメとしてかわいいし、なんとなくハッピーエンドな感じと楽しいシーンの数々に脳みそが溶かされてよかったねってなる。
タップダンスのシーンは圧巻だし、まどかは終始かわいいし、2幕はおとくりが全部持って行った。
東京ディズニーシーで大好きなビッグバンドビートのCheek to Cheekの元ネタはこの映画なのは観劇して初めて知った。ありがとう宝塚、お勉強になったよ。
月組 ブエノスアイレスの風
暁千星さん主演、最後の月組での作品。
@日本青年館(と西はドラマシティ)
かっこいいとかロマンとかが詰まっていて、ほろ苦くて、音楽もオシャレでこういうの好き。
ありちゃん*7の大人かっこいいも大変良かった…。
あとやっぱり私はおだちん*8の演技が好きだ。どこが好きとかは語彙力がなく言えないのだけど。
月組 Rain on Neptune
月組の芝居仕立てのショー@舞浜
芝居仕立てのショーって何!?!?という気持ちで観に行ったんだけどほんとに芝居仕立てのショーだった。
正確には軽めの芝居+しっかりショーといったところ。
舞浜開催ということもありディズニーメドレーやってたけど、How Far I'll Goを聴きながら、D23ejのときもこの会場で日米Wモアナのアウリィちゃんと屋比久知奈ちゃんがこの曲歌ってたなあ、あの時はすんごい泣いたなあとか思い出したりしていた。
そういえばアンフィシアターの中に入るのもあの時以来だったな。
宝塚メドレーのたころは今の月組でこの演目やったらってifが容易に浮かんで、なんか各組で軽率にこういうことやって欲しいなとか考えたりしてた。
タカスペ復活しないかな。
宙組 FLY WITH ME
真風コンサート@有明ガーデンシアター
初日、千秋楽と入れたんだけど、とにかく祭りで楽しくて楽しくて。
なぜかペンライトで年齢アンケート始めたり(ほんとになぜ?笑)、何十回も聞いたパン屋の話も本気で舞台上で演じられるとあらためて笑えたり、なんかよくわからないけど楽しい要素がありすぎた。
もちろん楽しいのは真風さんはじめとするみんなが、キメるところではバリバリにカッコよくて、押さえるところは押さえてるからこそ。
終始潤花ちゃんが楽しそうだったのが良かった。
潤花ちゃんが楽しそうだと私も楽しいぜ。
円盤買うか迷ってるんだけど、もしかして潤花ちゃんの徹子さんとローラのモノマネ会話とか収録されてる?
宙組 カルト・ワイン
桜木みなと主演公演@ブリリア(西はたぶんドラマシティ)
とにかくエンターテイメントとして極上だったカルトワイン
話は面白いし、どんどん伏線を回収していくのが小気味よいし、演出のセンスは抜群だし、小ネタも光るし、テンポはいいし、熱演はアツいし、コーラスは安定の宙組クオリティだし…
1回しか観られなかったのを悔やんでるくらいで、最近観た新作の中でも抜群の出来だった。
いずれ再演を重ねて、宝塚ファンに限らずいろんな方に観てほしい。再演したら是非行きたい作品。
月組 ELPIDIO
鳳月杏さん主演@KAAT(西はたぶんドラマシティ)
ちなつさん*9やっぱりべらぼうに美形だし演技が好き。
個性が輝きつつ、内面がきちんと息づいていて、生きてる人間としての説得力があるというか、、、
彩みちるちゃんもきちんと内面を作り込んだ演技をするから、互いに惹かれ合うのも、「ボーイミーツガール!出会ったので恋をした!」というゴリ押し感がなく(※ゴリ押しも好きですよ)
観てる側も自然に気持ちを追いかけられる。
主人公、そっくりさんのモノマネ、そっくりさんを演じ分ける器用さもすごい。
そしてコミカルに落とし込む技量の高さたるや。
劇団四季
オペラ座の怪人
年明けてすぐ東京千秋楽だったんだけど、千秋楽は前日予約で拾えた。
四季の会はいいぞ!
そして大阪でも2回観られた。
うち1回はリハーサル見学会の日で、幸運なことに当選して参加してきた。
リハーサル見学会の方を語ると、観劇記録とはまた外れる気がするので別記事に起こしたいと思います。
オペラ座の怪人は何度見ても新たな発見があり、観てる私の気持ちの動き方もちょっとずつ違うのが楽しい。
役者さんの組み合わせが変わることによる舞台の違いもあるんだろうけど、全く同じ公演(ありえないけど)だったとしても毎度発見のあるような仕掛けの深い作品だなあといつも思っている。
ノートルダムの鐘
四季の鐘は5年ほど前に旧秋劇場で1回みたっきりで久しぶりでドキドキしてたこの作品。
今回は横浜のKAATで。
みんな人間臭くて、ああ生きてるなあって気持ちになる。
キャッツ
名古屋に行く予定があったので、ついでに観に行けたキャッツ。
東京大阪となんか客層が違ったのも発見だった。やっぱり東京の劇場は劇場慣れした人率が高めだなあと思う。
キャッツってもちろん猫しか登場しないんだけど、演じるのはヒトな訳で、観るたびにヒトってすごいなぁ、役者のみならず音楽や演出のスタッフも含めて技術がすごいなあって感動する。
そしてこれをロングランでやり続けることができる劇団四季の強さも光る。
東宝
エリザベート
実はエリザは宝塚版を映像で観たことがあるだけで、東宝版は初、生も初でした。
とはいえ楽曲もストーリーも馴染みがあるという不思議な作品。
ありがたいことに花シシィ、ちゃぴシシィどちらも観ることができて、(育トートのチケットが飛んで惜しかったけど)役作りの方向がぜんぜん違って、ものすごく興味深かった。
どちらもカリスマ性にひれ伏してしまうし、輝き、苦しみ…とあらゆる要素が舞台で渦巻いていておばけ作品だなあと。
ちゃんとした感想は近々アップします。
ホリプロ
メリー・ポピンズ
感想記事書いたのでよかったらご覧ください。
北斗の拳-フィスト・オブ・ノーススター
アタタミュの感想はこちら
アミューズ
キンキーブーツ
キンキーもお誘いいただきいけました。
感想はこちら
さいごに
2022年も宝塚メインでいろんな舞台を観に行けて楽しい1年でした。
(チケットが飛んでみられなかったものもあるのだけど…)
2023年もすでに何枚かチケット確保できてるので楽しい1年にするぞー!