こちらの記事が一定数見ていただけているみたい。
少しお堅めな高校に通ってて、性格がまじめな人が大学入学にあたってよく陥るのが「大学入ったら化粧しなきゃいけないんでしょ!どうしよう」みたいな過去の私みたいな女の子たちに向けて、当時大学生だった私が今アドバイスするならこんな感じだな~~~というのを書いてみたという3年ぐらい前の記事
この記事を書いてからいろんなアイテムが登場しているし、私もこの3年間でいろいろ試してみたので、今見てみるとちょっと青臭いというか見ててなんか照れちゃうのもまた事実。笑
というわけで、改めて今(2021年10月)書いてみる。
具体的にアイテムもいれてますが、流行り廃りもあるので、2021年10月時点のおすすめアイテムです!
これもまた数年後には照れちゃう記事になってるのかなあ
まず前提として
化粧したくなかったらしなくてもいい。
別に女子大生みんな化粧してるわけじゃないし、社会人でもほとんど化粧してない人はいる。(業種にもよる)
ルッキズムに関しては私としてもいろいろ思うこともある。
けれども、私は化粧のこと自体は好き。毎日やるのはめんどくさいなって思っちゃうけど…。
この記事にたどり着いた方はきっと多少はメイクに興味あるってことだと思うし、何かを機に新しいことを始めるのはとても楽しいこと。
義務とかではなく、新しい趣味として、ぐらいの気持ちでこの記事を書きます。
そしていろいろなコスメを紹介していく形にはなりますが、人によって肌に合う、合わないがあります。合わないなと思ったらすぐに使用をやめてください。
プチプラで攻める
はじめて化粧をするなら、1万円札複数枚かクレジットカードを握りしめて、デパートの化粧品売り場で店員さんを捕まえて「お化粧始めてやるんだけど、やり方がわかりません!」って言えばだいたい何でも解決すると思う。
最近は感染症対策で店員さんが直接お客さんの肌を触れることは避けているので、試す時にめっちゃやり方教えてくれる。
けれども初めて化粧する人はなんも持ってないので、かなりお金がかかってなかなか大変。
もともとひと揃え持ってる人は、全部買うわけじゃないので、百貨店でコスメ買うのもそこまで負担になりにくい
というわけで、ドラッグストアなどで買えるあまり高くない"プチプラ"アイテムで攻めていこうと思う。
デパートで買う化粧品も楽しいんだけど、それはまあ別の記事に、ということで。
ただ、ドラッグストアで買えるコスメも、数百円で買えるものから数千円のものまで結構価格帯が広い。
私はドラッグストアなどで買えるコスメのブランドの価格帯を、以下の3つに分けて捉えている。
分類 | 価格帯 | 具体的なブランド名 |
---|---|---|
ガチのプチプラ | 200円~1,000円程度 | CANMAKE, セザンヌ, ちふれなど |
まあプチプラ | 1,000~3,000円程度 | KATE, visee, excel, メイベリンなど |
カウンセリング化粧品 | 数千円程度 | マキアージュ, コフレドール, プリマビスタ, エスプリークなど |
※この分類にうまく収まらないものもある。
韓国コスメとかはまあプチプラに入ってくるかなーという印象。
今回は基本的には"ガチのプチプラ"で攻めつつ、もしゆとりがあったらこの辺を使いたいなあ~というのを織り交ぜてみた。
人によってそのコスメが肌に合う、合わないがあります。合わないなと思ったらすぐに使用をやめてください。
ベースメイク
顔を洗ってスキンケアをしたらまずは、ベースメイク。
肌はよくよく見ると色むらがあったりくすんでたりと理想的じゃないので、肌を理想に近づけるプロセス。
いろんなやり方があるけれども以下の4つぐらいが定番ではないかと。
- 下地→パウダーファンデーション
- 下地→リキッドファンデーション→フェイスパウダー
- (下地)→クッションファンデーション(→場合によってはフェイスパウダー)
- BBクリーム(→場合によってはフェイスパウダー)
クマやしみなど特に隠したいものがあったらコンシーラーで隠してもヨシ。
実はここ数年ベースメイクはデパコス*1しか使っていないのであまりプチプラ事情に詳しくないんだけどちょっと頑張ります。
若いうちはファンデーションいらない論について
「若いうちはファンデーションはいらない」っていう人もいるし、その気持ちもわかる。
私の場合10代ぐらいの時はファンデーションつけても、「良くなった!」という実感はなかったんだけど、今は結構塗るだけで変わるし大事だなと思うし。
年齢を重ねるにつれてファンデーションの重要度が上がるのは間違いないと思う。
でも別に若かったらファンデーションなんていらないくらい肌がきれいかといわれると個人差もあるので何とも言い難い。
というわけで私としては、いると思ったらしたらいいし、別にしなくてもいいならつけなくてもいいよね、と思ってる。(回答になっていない)
塗ってみていいな!と思ったら続けたらいいし、別にあったところで感があればやめればいい。
下地
というわけで、ファンデーションはあってもなくてもいいとおもうんだけれども、下地は基本的にあったほうがいい。
(下地がいらないタイプのファンデーションやBBクリームを塗る場合を除く)
日焼け止めとして売ってるものでも下地として使えるものもあるので、出費が厳しい場合は手持ちの日焼け止めで代用してもいいっちゃいい。(そこまでおすすめはしない)
下地は値段もピンキリで、日焼け止め効果が高いもの、保湿効果があるもの、化粧崩れがしにくいもの、カラーコントロールできるもの…などすごくいろんな種類が売っていて、万人にこれがいいよ!とおすすめするのがかなり難しい。
ガチプチプラで人気があるやつというとパッと思い浮かぶのが、セザンヌの皮脂テカリ防止下地
私も昔使っていて、使用感など好きだったけど、乾燥肌には向かないかなー。
セザンヌは他にも下地を出していてそれのうわさも聞くし、ちふれの下地もそこそこ評判がいい。
一番最初の土台として肌に触れるものなのでお金出して良いもの買うのも、金銭的に許せば良いのかも。
ラロッシュポゼとか、マキアージュとか、プリマヴィスタとかかなり人気がある。
あとドラッグストアでは売ってないけれど、オルビスのスキンモイスチャーベースは使ったことがあるけれど、比較的安くて、保湿力があって、日焼け止め効果も日常使いできるぐらいはあって、ほんのすこしトーンアップしてくれるのでわりと使いやすかった。
ファンデーション
ファンデーション、肌の状態では必須ではないけどいちおう書いておく。
下地塗ってみて、別にいらんな?と思ったらこの部分飛ばしてもいいかも。
ファンデーションは液体タイプ(リキッド)と粉が押し固められているタイプ(パウダー)がある。ほかにもリキッドがクッションにしみこませてあるクッションファンデたるものもある。
一般論として、リキッドタイプのほうがカバー力が強いものが多いと言われていて、パウダータイプのほうがお手軽といわれているけれど、私は正直パウダーをむらなく塗るのがいまだにちょっと苦手。
いろんなタイプがあるけれど、ファンデーション選びで一番大切なのは肌の色にあっているものを選ぶこと。
実際にテスターとかでゆっくり試せるといいんだけどこんなご時世だとちょっと難しいよね。
あとリキッドは手ではなくスポンジやブラシといった道具を使ったほうがきれいに仕上がる。
実際の商品をあげてみると、
プチプラのファンデーションだとちふれのリキッドが結構好きだった。リキッドなのにべたべたせずそのあとに粉をはたく必要がないのが楽。下地いらないと書いてあるので信じれば、これだけでベースメイク完成させられる優れもの。
まあプチプラなリキッドファンデーションだと、メイベリンのフィットミーやケイトのリキッドファンデーションはカラーバリエーションが多く、肌の色にあったものを選べそう。
パウダーファンデーションだと、インテグレートのプロフィニッシュファンデーションやキャンメイクのマシュマロフィニッシュファンデーションの噂なんかを聞くことが多いかな(どちらも使ったことないです。ごめんなさい。)
クッションファンデーションだと、下地や粉が不要とうたっているものが多くて、ポーチに入れやすそうなのが良さそうだけど、私は実は使ったことがない。
プチプラだと韓国コスメに評判がいいやつが多い気がする(ミシャ、クリオなど)
BBクリーム
下地とファンデーションが一体化していて、ほかにもUVカットとかいろんな役割をもっているもののこと。
一時期ブームになっていろいろ出てたけど、今となってはかつてほどの勢いはあんまりないかなあ…。
どうしても厚塗り感が出てしまうものが多い印象が。
フェイスパウダー
ファンデーションなどの上からはたく粉のこと。
粉なのでべたつきを抑えてくれて、顔をきれいに見せてくれる役割がある。
リキッドファンデーションやBBクリーム塗ってべたべたするときには必須。
肌が比較的綺麗なら下地にファンデーションなしでそのままフェイスパウダーをはたけば、いい感じのナチュラルメイクになる。
フェイスパウダーには粉が固められているプレストタイプと、まじで粉のタイプがある。
プチプラコスメ界で有名すぎるのがキャンメイクのマシュマロフィニッシュパウダー
セザンヌのUVクリアフェイスパウダーやイニスフリーも大人気。
とくにイニスフリーはテカらない!サラサラになる!と評判(最近の私は乾燥肌なので使ったことありませんが…。)
コンシーラー
隠したいもの(くま、シミなど)があったら、ファンデーションを重ねるより、コンシーラーを使う。
使う順番としては基本的に粉の前。
パウダーファンデーションならファンデーションの前、リキッドファンデーションならファンデーションの後
みんなthe seam持ってんじゃないの???ってくらい持ってるイメージがある…(あくまでイメージです)。
隠したいものによって色の選び方も変わるので、詳しくはいろいろ調べてからのほうがいいと思う。
ただ他のメイクに慣れてからでもいいのかな。
まゆげ
ではベースが終わったのでポイントメイクへ
まずは眉毛の話から。
眉毛を整えると垢ぬけて見えるので、かなり大事なパーツ。
最重要にして最難関パーツだと個人的には思う。
プロに一回お任せするのもいいけれどちょっと予算が必要だよね。
眉毛は流行りがあるけれど、基本的には、目頭の上に眉頭を持ってきて、眉山を黒目の外側の上にとり、小鼻の横と目じりをつないだ延長線上に眉尻が来るように描くのが定番。
1本ずつ描いていくならペンシルタイプ、ふんわりと描いていくならパウダータイプがおススメ。
アイブローマスカラで全体的に色を変えることもできる。
ペンシルタイプ
ほんとに鉛筆みたいになっていて鉛筆削りで削るようなタイプと、繰り出し式になっているものがあって、後者のほうが削らなくていい分楽ちんではある。
繰り出し式だと、細いのと楕円形状になっているのがあり、完全にお好みで選ぶ。
1本ずつちまちま描くなら細芯、しゃっしゃと描いていくなら楕円状タイプかなあ。
エクセルのはパウダーとブラシとセットになっていて1本で完結するのでかなり人気。
パウダータイプ
パウダータイプのアイブローは色を混ぜて使うタイプが多い。
やっぱり定番はケイトかな。
髪色によってはヴィセ派も一定数いる印象
アイブロウマスカラ
髪を染めている場合など、色を変えたい時に使うのがアイブロウマスカラ
黒髪でも眉毛の量が多い場合、ちょっと明るめの色にしてあげると結構よい。
髪よりほんのり明るく見えるぐらいが今っぽいかな?
マスカラみたいに毛束になっているので、最初は眉毛に逆らうように塗って、そのあとは眉毛の流れを整えるように塗ると良い。
プチプラで有名なのはヘビーローテーションかな。
セザンヌのは使ったことあるけど、特筆していいって程ではないけどこれでも十分イケる。
アイブロウまとめ
といろいろなアイテムをだらだらと紹介していってしまったけれど…
元の眉毛の生え具合とかによってもおすすめアイテムが変わってきちゃうので、なかなかこれ!とここでは書きにくい。
エクセルのパウダーとペンシルが一体になっているやつはスクリューブラシまでついているので万能感はある。
私はある程度サロンで整えているので、丁寧に書きたい時はセザンヌの細芯で1本ずつ少し薄い部分を書き足し、めんどくさいときはケイトのパウダーをWHOMEEのブラシを使ってザクザク書いている。
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WHOMEEのディズニーコラボでかわいいのよ。
あとスクリューブラシを1本持っておくと、眉毛の流れを整えられる。
眉毛サロンのお姉さんはずっとスクリューブラシで毛流れを整えながら処理してたし。
百均でもたまに売ってるし、ドラッグストアで売ってる場合もある。
ペンシルと一体になっているやつも人気
アイメイク
顔の印象を強めたい時に重要になってくるのが目の周り。
アイシャドウ
まずはアイシャドウから。
アイシャドウベースを使うとモチが良くなるので、慣れてきたら手を出してもいいかなと思う。
最初からはなくてもまあいいかな。
そしてこれは完全に持論だけれど、アイシャドウは明るい色、締め色、中間色の3色あれば仕上げられる。
中間色を2色使うのも良い。
最初の1個はブラウン系のパレットを買うのが使いやすいと思う。
塗り方は基本的にはアイシャドウパレットに書いてある通りにしたらいいっちゃいいんだけど、基本的に"横割り"や"縦グラデ"と呼ばれているやり方がやりやすい。
目を閉じてまず全体的に一番明るい色をなじませる。そしてまつ毛の際のほうに締め色、そしてそれをぼかすように中間色をなじませる感じで。
プチプラで一押しなのは間違いなくエクセルのスキニーリッチシャドウ
もう少し安いところだと、キャンメイクのパーフェクトスタイリストアイズとかどうでしょう?
カラーバリエーションめっちゃあるけれど、最初の1個はブラウン系で!
キャンメイクはシルキースフレアイズっていうパレットもあって、めっちゃ人気で私も使ったことあるんだけど、色が慣れてる人向きかな?という印象があり、最初の1個ではないような…。(いいパレットです)
セザンヌのこの↓アイシャドウ、使ったことはないんだけど、見る感じ無難な色が多くて使いやすそうに見えるし、なんといっても安い。
アイライナー
かつてはアイラインガッツリ引くのが流行っていたけれど、最近はあんまり流行ってない。
目尻にちょっと引くぐらいの人も多い印象。
最初からは買わないで、アイシャドウの濃い色でまぶたの際をなぞるのでは物足りなくなってから買ってもいいのかも。
リキッドタイプ(筆ペンみたいになってるやつ)だと私はベルばらのオスカルのか、ヒロインメイクのが好き。
そこまではっきり引かなくていいよ!っていうのなら、繰り出しペンシルタイプのキャンメイクのクリーミータッチライナーがするすると書きやすくて良かった。
マスカラ
ではつづいてはまつげ。
マスカラ塗るとやっぱりかわいいなと思う。結構大事なアイテムかも。
ウォータープルーフタイプとお湯で落ちるフィルムタイプがあるけれど、ウォータープルーフは落とすのめんどくさいのでフィルムタイプ中心にご紹介。
まつげが下向きにはえているなら、カールキープタイプがおススメ。
デジャヴュのカールキープタイプはめっちゃカールキープするしフィルムタイプで落としやすいので好き。
ヒロインメイクの第3のマスカラはふつうのメイク落としで落ちるし、カールキープうたってないけどかなりカールがもって好き。
まつ毛がちゃんと上向きにはえていて、そんなにカールキープ重要じゃなかったらもっと選択肢多い。
というかぶっちゃけなんでもいいと思う。
マスカラは安くてもそれなりに使い勝手がいいのが多いと思っている。
ビューラー
まつ毛をあげるやつ。
これはもう練習というか慣れな気がする。
一般的にはアイメイクの最後にやるものらしい。
(私は一番最初にやる派)
百均でも買えるので持ってなかったらとりあえず買おう。
百均よりしっかり作っているのといえば、資生堂のは日本人のまぶたを研究しているらしく、みんな使ってるイメージがある。
あとどこのドラッグストアでも売っている。
ビューラーはビューラーそのものより、ゴムが弱ったら買い替えるほうが大事。
ホットビューラーだと、楽だし長持ちするのでこちらもアリ。
宮脇咲良ちゃんは、つまようじを炙って持ち上げてた。笑
あと最近はまつエクやまつパも人気。
私は一度まつパかけたらやめられなくなっている。
カールキープマスカラにこだわらなくなってよくなってメイクが楽しくなった…!
チーク
顔に血色を足すのがチーク。
今は頬っぺたピンク!みたいなのそんな流行っていない気はするが、全くないとやっぱり顔色があんまりよくない印象になりがち。
セザンヌやキャンメイクのチークは、安いのに優秀だと思う。
が、付属の筆はちょっとイマイチかも。
難しいのは色選びだけれども、最初の1個は自分のもともと持っている色に近い色が無難。
自分のもともと持っている色、といっても難しいけれど、くちびるだったり、自分の指先をちょっと押してあげて赤くなる色というとイメージしやすいかなあ。
リップ
化粧してる感を出すにはリップメイクが手っ取り早い。
他すっぴんだけど最初はリップから!もアリ
(色によってはめっちゃ浮くけど)
セザンヌもちふれも安いのにカラーバリエーションいっぱいあって企業努力がすごい。
個人的な好みだけど、アカリンのやつも好き。
保湿・色・つやが1本で叶う。
ハイライト・シェーディング
顔を立体的に見せるのに必要なのがハイライト・シェーディング
最近は前にもまして流行っていて、いろんなところでネット記事や雑誌の特集を見る。
基本的には鼻先や頬骨など出てるところにハイライトを載せて、鼻の横や眉間などへこませて見せたいところやシュッと見せたい輪郭などに濃い色を載せる。
…がセンスが問われてけっこう難しい。要研究
プチプラのハイライトでとくに有名・人気なのはセザンヌのコレ↓だと思うけど、かなりパールが強くてキラッキラになる。
シェーディングは安くて定番!みたいなものってあったかなー。
アイブロウパウダーを使うのもいいのかも。
まとめ
と、ここまでとっても長くなってしまったけれど、ざっくりとまとめると、
- まずは下地!
- ファンデーション必要かどうかは人による!
- 下地やファンデーションでぺたぺたした肌にはフェイスパウダーをはたく!
- まゆげは大事だけど奥が深い
- アイシャドウはまずはブラウン系のパレットを買ってみよう!
- マスカラを塗る!
- ビューラーなどでまつ毛を上向きに!
- チークで血色を!
- リップ塗ると化粧してます感が出せる!
- ハイライト・シェーディングは要研究!
以上
*1:百貨店で売っている化粧品