先日パークに行ったときのこと。
夕方になってきてスマホの充電がわずかになったので、持っていたモバイルバッテリーで充電しようとしたものの、どうやらモバイルバッテリーの充電ができていなかったようで、充電できず…。
パスポートをはじめとして、エントリーにせよ、スタンバイパスにせよ、最近のパークはアプリを活用することが前提となっているので、一大事。
そこで、昨年サービス開始したモバイルバッテリーのレンタルサービスを利用してみた。
ご利用にはモバイルバッテリーシェアリングサービスの専用アプリのダウンロードや登録が必要です。
と紹介されていたので、ちょっと初回登録とかめんどくさいのかな?と思ったけれど、やってみたらあっさり簡単に借りられたので、ご紹介します。
どんなサービス?
東京ディズニーランド/シーのパーク内でモバイルバッテリーを借りることが出来るサービスは、パーク独自のものではなく、街中でも見かけるChargeSPOT
専用アプリなど(後述)で手続きをして、モバイルバッテリーを借りることが出来るサービス。
借りられるモバイルバッテリーはバッテリー容量が5,000mAhのもので、Type-C, lightning, microUSBの青いケーブルが内蔵されており、スマホなどを充電できる。
コンビニや駅などをはじめとしてさまざまな場所にスタンドが設置されていて、返す場所は借りた場所と異なってもOK
パークで借りたモバイルバッテリーを家の近くのコンビニで返すという使い方もOK
【公式】【モバイルバッテリーレンタルサービス】東京ディズニーリゾ…|便利なサービス|よくあるご質問|東京ディズニーリゾート
設置場所
パーク内の設置個所は以下の通り
基本的にトイレの前のかつて公衆電話が置いてあった場所が縮小して設置されている感じかな…?
【公式】モバイルバッテリーレンタルサービス|東京ディズニーランド|東京ディズニーリゾート
【公式】モバイルバッテリーレンタルサービス|東京ディズニーシー|東京ディズニーリゾート
これから増えるかもしれないので、必要になったらアプリ内や公式サイトでご確認ください。
料金
気になる料金だが、パーク内は通常とは異なる特別料金が設定されている。
通常は、最初の30分未満で165円、48時間まで330円。そのあとは1日330円で5日間までレンタルできる。
(レンタル開始後120時間(5日間)を超えた場合は、合計3,300円)(2022/03/05現在)
通常料金参考:FAQ | ChargeSPOT
一方で、パークは1時間未満:180円、1~2時間未満:360円、2~3時間未満:540円、3~4時間未満:720円、4~48時間未満:900円(2022/03/05現在)
TDR内料金参考:【公式】モバイルバッテリーレンタルサービス|東京ディズニーランド|東京ディズニーリゾート
2022年3月5日現在の情報で、48時間以内の際の比較表を作成してみた。
利用時間 | TDR内 | 通常料金 |
---|---|---|
~30分未満 | 180円 | 165円 |
30分~1時間未満 | 330円 | |
2~3時間未満 | 540円 | |
3~4時間未満 | 720円 | |
4~48時間未満 | 900円 |
通常料金は1時間借りても48時間借りても330円だが、パーク内料金は時間ごとに細かく値段が設定されており、4時間以上借りると900円とかなり割高になっている。
足りない!となった時に一時的にちょこっと充電することを想定しているものだと思われる。
ちなみに、パーク内でレンタルバッテリーをパーク外で返却したり、その逆も可能だが、借りた場所の料金が適用されるとのこと。
利用方法
まずはアプリをダウンロード(?)
ChargeSPOTでバッテリーをレンタルする前に、まずは専用アプリをダウンロード
…と言いたいところだが、
PayPayアプリ、d払いアプリ、au PAYアプリ、LINEアプリ、WeChatアプリからも借りることが出来る。
私が実際にモバイルバッテリーの設置場所にあったQRコードを読み込んだ時は、LINEアプリ版が立ち上がった。
LINEアプリ版
私が利用した際は、バッテリースタンドに掲示されているQRコードを読み込むと、友だち追加画面が表示されたが、もちろん事前登録も可能。
検索窓に「チャージスポット」といれて検索すると公式アカウントが出てくるので、これを追加し、権限を許可する。
PayPay版
ふだんPayPayを使用しているならPayPayアプリ版も便利である。
「ホーム」>「機能一覧」>「生活」カテゴリー>「スマホ充電」と進んでいく。
支払方法
つづいて支払方法を選択する。
2022/3/5現在、以下の支払方法に対応している。
・クレジットカード(Visa / MasterCard / JCB / Diners Club Card / American Express)
・キャリア決済(d払い / ソフトバンクまとめて支払い / auかんたん決済)
・Apple Pay(一部)
・PayPay(一部)
・メルペイ(一部)
・LINE Pay(LINE版のみ)
・WeChat Pay(一部)
・Paidy(後払い)
モバイルバッテリーを借りる
以上までは事前に準備できる(もちろん借りる直前にスタンド前で操作しても問題はないが)
つづいて実際にスタンド前に移動して、モバイルバッテリーを借りてみよう。
スタンドにはQRコードが掲示されているので、ChargeSPOTアプリやLINE版などのQRコードリーダーを立ち上げて読み取る。
借りる、をタップし、決済すると、スタンドに刺さっているバッテリーのひとつがぽこっと出てきて利用開始できるようになる。
LINE版を利用した今回は330円デポジットとして取られた(返却後自動的にデポジットは取り消され清算される)
モバイルバッテリーを返す
使い終わったら返却する。
返却は借りるとき以上に簡単。
スタンド(借りた場所でなくてもOK)に行って、空いてるところにしっかり差し込むだけ。
特にアプリ操作などは必要ない。
返却履歴はアプリで確認できる。
私は今回はLINE版を利用したので、返却するとLINEで通知が来た。
メリット・デメリット
実際に使ってみて思ったのが、
ChargeSPOTを使ったことがなくても、電子決済(LINE PayやPayPay等)になれていたらサクッと決済もできるし、小銭も用意しなくていいし、その場でモバイルバッテリー購入するよりも安くて、返すのは家の近所でもいいことを考えるととてもいいサービスだな、と。
私はLINEPayのチャージ&ペイで支払ったけど、とにかく認証・権限の許可だけだったのでサクッと借りられたし、返すときははめるだけなのでほんとにノンストレス。
一方で、電子決済やキャリア決済を使用したことがなく、いちいちクレジットカードの情報登録して…とネット通販みたいに購入するのは、慣れてないとちょっと手間に感じそう。
たとえばその場でSuicaでピ!で借りられたら楽だろうけど、時間に応じて値段が変わるという特性上、ちょっと厳しいだろうな。
それと、利用者に対して台数が足りていないのか、私が利用した際はフル充電されているバッテリーがなく、スタンドの拡充しないと、いざ借りようと思ったときない!っていう事態が発生するかもという懸念点も。
さいごに
パークでは始まったばかりのサービスだけど、使い勝手も良く、また充電無くなったら利用しようと思う。
かつて、充電無くなってイクスピアリのドコモショップ*1に駆け込んで1時間だけ充電してもらったりしてたのも過去の話だなあ…。
*1:2018年8月5日に閉店