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北京五輪男子シングルフリーを観た

北京オリンピック フィギュアスケート男子シングルのフリー
仕事でリアルタイム観戦こそできなかったものの、録画で(第3グループからだけど)さっき観てきた。

ショートプログラムのときはどうせNHK公式がYouTube載せてくれるからいいや!と思ってたんだけど、結局ネイサンや日本人選手以外も観たかった!となったので反省を活かして録画した。)

私自身は全く滑れないし、熱心に追っかけをやっていたりはしないものの、地上波で放送されるのを楽しみにしてるくらいには好きで、トリノオリンピックのころからいろんな選手の活躍を観てきた。

凄く見てて楽しい最高の試合だったので、拙い&知識あまりないながら感想を記録しておく。

結果

みなさん知ってると思いますが…

ISUが公開している採点結果はこちら

各選手ひとこと感想

第3グループ以降ちまちま感想メモしてたので簡単にひとことずつ。

滑走順(SPの順位の逆順)です。

ダニエル・グラスル選手

いきなり4Lz! 4F 4Lo+1Eu+3Sてジャンプ構成鬼~~~って思ってたら、!ついたり回転不足撮られたりはしているものの4位だったそう。だって良かったもんなあ。
演技後の笑顔がスーパーキュート

金博洋選手

4Lzが美しすぎて、ため息モノ。
(私は高さのあるパワフル形なジャンプが大好きなので)
3F以外はパーフェクトだったのではないでしょうか!

ケビン・エイモズ選手

スケーティングが美。
ジャンプもスピンもステップもコレオシークエンスも、とすべての要素でこれでもかと魅せてくれる選手。

キーガン・メッシング選手

まずは、とにかく個人戦に出られてよかった!!!!!
華やかなジャンプ、そして美イーグル絶品だった。

そしてお子さんかわいいですね!

羽生結弦選手

あんなにずっと4Sと仲良しだったのに…(SPのすっぽ抜けも含めて)
4A転倒が響いてたのかな…。と思うけれどその後はしっかりまとめてきたのはさすがベテラン。

あと3A3Lo跳ぶの観たい

エフゲニー・セメネンコ選手

4Tこそ残念だったけれど、スピードを活かしたゴージャスジャンプが素敵だった。
これからが楽しみな選手の一人

ジェイソン・ブラウン選手

伸びやかなスケーティング、動きの大きな体の使い方、絶品。
表現力に着目される選手ではあるけれど、ジャンプも綺麗なんだよね。(クワド跳ばないだけ)

モリス・クビテラシビリ選手

平昌出てるの知らなかったんだけど、大ベテランさんなんですね。愛され系
脚長!!!!!(スケートの感想ではない)

EX期待しております。

チャジュンファン選手

最初の4Tの転び方痛そう!ってなったけれどその後の4Sの立て直してその後は安心して見られた。

なんといっても3Lz+3Lo
セカンドループが絶品すぎ。

宇野昌磨選手

SPの4Fがあまりにも美しかっただけに、4Fは惜しかった…。
一方で4Loめっちゃきれいだった。

もうベテランといっていいと思うキャリアだけれど、どんどん動きが良くなっていく。
今季の攻めのプログラム最高だった。

鍵山優真選手

初めて(画面上で)観たのが全日本2020だったと思うんだけど、その時から爆走が見ていて気持ちいいなあと思っていて、それは変わらないままどんどん成長していて、追いかけるのが楽しい選手の一人。

団体の時よりも緊張しているように見える表情が印象的だった。
4Loは残念だったけどそれ以外のクワドすっごく綺麗だった。

ネイサン・チェン選手

手元のメモには「キング」としか書いてない笑

あらためてエレメンツを書き出してみると、
4F+3T 4F 4S CCSp4 4Lz 4T+1Eu+1F 3A 3Lz+3T CCoSp2V ChSq1 FCCoSp4
この鬼構成フリーを3連続の最後の3Fがシングルになった以外やりきる+最後まで踊り続ける+魅せてくるところ、確かにキングとしか言いようがない。

歴史の流れを感じた良い試合

試合を観ていて、男子でも4回転がキメの大技だった時代から今の4Lz&4F&4Loといった高難易度の4回転を跳ぶ選手が増えていった流れを感じずにはいられなかった。

ぼんやりとテレビ観戦していただけでこんなことをいうのは恐縮だけれど、

4回転がキメッキメの大技だったのを、羽生選手やフェルナンデス選手などが台頭してきて4T&4Sが跳べるだけではなく美しさで差をつけていく時代に突入

ムロズ選手が4Lzを跳び、宇野選手も4Fに成功&羽生選手が4Lo成功、、、など4T&4S以外のジャンプを跳ぶ選手がでてくる

そこからすぐ金博洋選手のネイサン選手がフリーに4回転5本構成を組むなど高難易度4回転を含めてたくさん4回転を跳ぶ選手が増えていく

と急激に時代が揺れ動いていくのを感じていて、金選手、羽生選手、宇野選手、ネイサン選手の活躍をみていて感慨深くならずにはいられなかった。

採点競技って難しいね

羽生選手の4Aが「ISU公式大会で初認定」とニュースになってるけれど、アンダーローテーションで転倒してる場合って"認定"に入るのかねえ…。
そういうこと言いだすと、他のジャンプの初認定も見直さなくちゃいけなくなるのでは…?ともにょもにょ。

プロトコルに4Aの文字を載せたという意味ではISU公式大会でもドミトリエフくんが4A<<載せてるし(基礎点こそ3Aだけど、4A<だってまだ4Aの基礎点ではないしな???)、
思い返せばトリノオリンピック安藤美姫選手の4Sは回転不足+転倒と同じ精度かな…と思うんだけど、彼女のあのときのジャンプは当時のルールだと3S表記だったわけだし、採点基準によって揺らぐようなものだなあ…とか。
(あの頃の1/4以上不足してたら即DG、表記もDGとかではなく1回転少ない表記、さらにGOEもガンガン引きますルールはクソだったなあ…)

まあ報道は普段フィギュアスケート観ない人向けだしいいのかな。笑

羽生選手は時代を作った選手であり、もしスケートの殿堂みたいなものがあれば殿堂入り間違いないし、挑戦したというところは素晴らしいけれど…。

おまけ

今日もランビエールコーチカッコよかった…。

しまうまマスクは現役時代の衣装イメージなんだろうか。
ちなみに現役時代はランビエールよりジュベール派だったんだけれど試合重ねていくごとに最近ランビエールコーチのことが好きになっていってしまうよ…。