TBS赤坂ACTシアターで上演された35MM: A MUSICAL EXHIBITIONを観てきた。
今回はあんまりうまく言葉にできる気がしなくて感想書くか迷ったのだけれども、
やっぱり"書く"ことで改めて自分の中で気づけることもあるかな？って思ってるので、拙いなりに思ったことをまとめておく。
観に行けるときに行け
もともと鞘師里保さんがモーニング娘。にいたころから好きでこの公演の存在を知って、
成河さん、福井晶一さん、実咲凛音さんとミュージカルにそこまで詳しくない私でも名前を聞いたことある役者さんたちもみてみたいなと思ったのと、
なによりも歌って踊る鞘師里保をみたい！とチケットポチってた。
2019年のひなフェスも、本格的に芸能活動再開となったこの前の黑世界も気になりつつも積極的にチケット取りに行かなかったのをやっぱり後悔していた。
だからやっぱりチケット押さえて良かったなって。
やっぱり行こうかなと思って日和るのってすごくもったいない。
お金とか時間とかいろいろ制約があるのもわかるけどどうにか工面したほうがハッピーになれる。
ミスった～～～
というわけで行ってきました。
TBS赤坂ACTシアター。
出演者と「ソングサイクルミュージカル」というワード以外あまり情報を入れずに見に行ったけれど、これはぶっちゃけ失敗だった。
ミュージカルにせよコンサートにせよ、曲を頭に入れてから行ったほうが楽しいのを完全に失念していた。
ミュージカルってそういえばストーリー以外に要素が多すぎて情報なしで行くとキャパオーバーしちゃうんだった。
公式Twitterであがってた練習動画とかちゃんと見ておけばよかったなあと後悔。
というかもはやSpotifyにあったオリジナル版（英語）を聞きこむぐらいやっても良かった。
予習不足だったせいか、日本語のリスニング能力がちょっと足りないせいか、歌詞が全然入ってこなくて"ソングサイクルミュージカル"という概念がしっくりこなかった。
ミュージカル俳優・女優たちがMCなしで歌って踊ってるっていう感じで、ミュージカルというよりはライブに近いのかなあという印象に…。
久しぶりに生歌に生ダンス！
と、私個人として反省点はあるんだけど、なによりも久しぶりに生歌に生ダンスを拝めて最高だった。
私はふだん舞浜の民だけれども、ショーやパレードは2月末を最後にやってないので、こういう生のエンターテインメントに触れるのが半年ぶりぐらい。
なんなら最近は舞浜で生歌のショーがめっきり減ってるので生歌に関しては1年ぐらい触れていなかったかも…？
前でキャストががんがん歌でバチバチしていて、後ろで生演奏
こういうエンターテインメントってほんとに生気というかエネルギーのかたまりで浴びると元気になれるなあって。
そしてやっぱり鞘師里保さんが好きだから贔屓目で見ちゃうのもあるんだろうけれど、やっぱり彼女のダンス大好きだなって。
彼女のダンスをみてるとなぜかわからないけれど"気持ちいいなあ"って思う。
かっこいいのもきれいなのももちろん当てはまるんだけど何より気持ちいい。
みんな違ってみんな楽しい
鞘師里保さん以外はミュージカルで（も）活躍していた方ばかりで、鞘師里保さん含めて全員歌が上手いのはトーゼンってぐらいの勢いがあった*1んだけど、歌が上手い中にそれぞれに個性があって、そこが面白かった。
2人として全く同じ人はいないので、そりゃ個性があるって当たり前のことだし、どんなミュージカルだろうがストレートプレイだろうがプロだろうがアマチュアだろうが個性はあるに違いないんだけど、今回ほど一人一人が違うのが楽しいなって思ったことはなかったかもしれない。
そう思ったのは、もちろんキャストが7人しかいなくてひとりひとりがよく見えたのと、全員実力者なのと、なによりもいろんなジャンルの音楽で構成されてたからかなと。
ポップ、ロック、ソウル、R&B…といろいろなジャンルの音楽が一つの作品で紡がれているから、キャストそれぞれで特異なところ、ぴたっとはまる部分の違いが楽しめたのかな。
特に書いておきたいのが、成河さん多才すぎませんか。
歌がうまいとか演技が巧いとかそれだけじゃなくて、人を惹きつけるための引き出しをいっぱい持っている素敵な方だった。
さいごに
帰り道、「ああ私も表現したいなあ」って欲求が出てきた公演だった。
まあろくに表現するすべもそのための鍛錬もしてないわけだけれども
なんかその欲求を持て余したのか、柄にもなく本屋に立ち寄ってカメラの本を買ってて、冷静になった今ちょっとびっくりしてるのはここだけの秘密。
それと鞘師里保さんの衣装が天才的だった。
黒いネイルもよかった。
（文章の途中に入れるところ思いつかなくて最後にぶち込む）
