Evernoteを漁っていたところ、 以前、Mastdonに載せたディズニーアート展の感想が出てきたんだけどこれがもうなつかしさMAX
せっかくBlogも開設したところだし、いいネタだと思って載せちゃうね
基本的には、以前Mastdonに載せたものと同じで、文章が伝わりにくいところや修正し、改行を増やしたり、ほんの少しだけ情報を追加したものになります。
日本各地でツアーのようにまわっているみたいだけど、私は東京展に2回行きました。
1回目に行った後に書いた感想
入場してまず音声ガイド借りると、いきなりアニメーターデスクと宙を舞う原画風の紙にウォルトとアニメーターさんが目に入って、音声ガイドからは狼なんて怖くないが流れてきて何かがこみ上げてしまう。
こうして才能が花開いたのだなと。
こみあげるのはやすぎ。
そして隣の部屋に入るとスクリーンに映される原画によるアニメーション。
鉛筆一本で描かれてて背景もないのに生きているように感じられてここですでにテンションがピークになってしまう。 (だからさっきからテンションあげてくのはやい)
このあとも思ったんだけど原画とかは右下に数字入ってるのときめくよね。
そしてまず「動き出すいのち」はミッキーとかミニーとかドナルドとかのゾーンなんだけどアブアイワークスのミッキーの原画などがみれて本物や…と震えてしまう。
あとアブのスケッチの横にウォルトのタイプしたウィリーのストーリー案があったけど英語が苦手すぎてわからなかったのがほんとに無念すぎた。
リアリティを求めるための12ヶ条とかもみて、ああこのころの短編の生き生きとした動きはこうした研究から生まれたのだなぁとなって涙が出てくる限界おたくになっちゃった
そして続いて白雪姫から。
いきなり背景レイアウトが置いてあったんだけど不思議な魅力で引き込まれてしまった。
あと小人のモデルシートやストーリータッチに描かれた小人がチャーミングで愛らしかった。
白雪姫の成功はアニメの美しさもあるけど絶対小人の魅力の功績も大きいよなぁ。
ピノキオもリトルマーメイドのスタッフも参考にしたとだけあっておおってなる。
となりから魔法使いの弟子が流れてるのがきこえてそれもテンションあげさせていく要因だったり
次はファンタジア。
魔法使いの弟子中心かと思いきやそんなことなかったのが良かった!
春の祭典のマグマの描写は実際に粘土や泥を使ったモデルの
スケッチから生まれたとだけあって、ホンモノのマグマのような生きてないのに生きている感じがでててすごいなぁと。
時の踊りも好きだからコンセプトアートを見ることができてテンションがあがった。好き。
そしてダンボ!
ビルピート氏によるコウノトリが運んできた赤ちゃんがでてくるシーンのダンボがほんとにチャーミングすぎた。
グッズに印刷されたものとは比べものにならないくらいかわいくてなんでこんなに違うのか疑問すぎる。同じ絵のはずなんだけどなぁ。
ダンボはしゃべらないのにすごく感情表現が豊かなのがとても魅力的。
あとピンクエレファントのストーリースケッチは鉛筆ではなくてパステルによるものなんだけど、あのシーンの不気味さはここからきているのだなぁと思ったり。
バンビのタイラスウォン氏のコンセプトアートの漂う森の空気感から森特有の空気の綺麗さなどの"目ではみれない何か"が感じ取られて、不思議だなぁとなっていた。
あとバンビ制作時にスタジオで小鹿を飼ったエピソードは何度聞いてもきゅんとするよね
そしてこのブロック最後はラテンアメリカの旅。
わたしはラテンアメリカの旅みたことなくて恐縮なんだけどメアリーブレア氏がこのときの南米の色彩感覚に触発されたときいてなにがなにと繋がってるかよくわからんねえとなった
アリスのトンネルを潜ると次のゾーンになってて、ここからウォルト最後のジャングルブックまでいろんな作品が怒涛のようにおしよせてくる!やばい!
てかここでなんでなんでシンデレラカットされていきなりアリスが来るんだ…。ここからの時代の始まりを告げる、けっこうディズニー史でも重要な作品だと思うんだけど、、、
あとわたしはめちゃめちゃシンデレラ好きなのでちょっとここは残念だったポイント。
気を取り直して、アリスでのチシャ猫の生き生き感がほんとに好きだった。
あと原画やコンセプトアートが本物とは別に壁にも直接描かれてるんだけど本物とはなんか違うんだよねぇ。キレというかなんというか。
わんわん物語はやっぱりスパゲティのシーンなんだけど原画では2匹が別の紙に描かれててほへーってなった。
にしてもレディの上品な色っぽさ!
どうなってんねん!
眠れる森の美女の色彩感覚とか直線感とかは前から好きだったので原画がみれておもわず息を飲んだ。
背景に合わせてキャラデザされたらしくて、それだけ背景がほかの製作陣を魅了したんだなあって。
あとマレ様のアートが美しすぎた。ひきこまれた。
悪役ってなんでこんな魅力的なんだろうなぁ
101匹わんちゃんのあの大量のぶちを可能にしたのはゼロックスプロセス(原画を直接セルに焼き付ける技術) によるものらしい。
マルチプレーンカメラといい、ディズニーの表現のために技術を開発していく姿勢、ほんとすき!
あとクルエラも先ほどのマレ様同様悪役特有の魅力を感じた。
あの悪役の引き込まれる感じなんなんだ…
そしてこのブース最後はジャングルブック!
音声ガイドからベアーズネセシティが流れてきてテンションあがる。
声優の仕草や声がキャラに反映されてるときいてほへへーとなる。
それでこのブースをさらーっと復習したあとアランメンケンとハワードアシュマンの写真がででんと!
となりにはアンダーザシーの手書きスコアがあってうっひょい!てなる。
比較的綺麗にかいてあってこんな音符を書くのかぁってなってた。
でもテンパりすぎて読めなかった。仮にも元吹奏楽部なんだけどなぁw
いや噂にはきいてたがほんとにウォルトの死からリトルマーメイドまでなかったことにされててうっひょいってなった。
おしゃれキャットとかロビンフッドとかわたし大好きだよ?
ここもちょっと引っかかっちゃったポイント
リトルマーメイドでは音声ガイドで屋比久ともなちゃんのパートオブユアワールドが聴けてまずテンションあがる。
単純すぎ。
コンセプトアートは光の描写がとても印象的だった。
アリエルのラフ原画も実物を見ると目のきらめきがすごく印象的でホンモノの力を感じざるを得なかった。
あとアースラのヴァネッサへの変身も引き込んでくる魅力があった。
さっきからずっと言ってるけどヴィランズはいいぞ
つぎは美女と野獣なんだけどあのダンスシーンが流れててほんとにエモかった。
わたしあのシーンが世界で一番うつくしいアニメーションだと思ってるよ。
それの背景になってるCAPSの説明とかもあって、やっぱりディズニーの表現のために技術を開発していく姿勢好きだなぁとなる(2回目)
てか、アラジンなくて、えっえっってなった。山寺宏一が音声ガイドしてるのに!
アラジンは最高の娯楽アニメーションだよ。
だいすきなだけに残念
気を取り直して未だに世界一の興行収入を誇る(?)ライオンキング。
2分程度と短いけどやっぱりヌーの大群のシーンが注目ポイントだよなぁ。
ポカホンタスのカラーキーの光の描写が、先ほどみたバンビのコンセプトアートに通じるものを感じて、歴史は続いているのだなぁと実感した。
カラーオブザウィンドの映像流れてたけど音声付いてなかったのが少しさみしい。せめて音声ガイドで流してくれても良かった。。。
ムーランは絵巻として発掘されてそうな厳かさを感じた。
出陣前のラフ原画もキリッと感が身を引き締めるようだった。かっこいい。
ちょっとノートルダム観たい気持ちもあったけどノートルダムの鐘はなかったです(ざんねん)
ターザンはあって、DEEPcanvasという技術のことが説明されていてほへーってなった。
ここでまた一つの時代が区切られてスノーギースによるデジタルでの雪の描き方の動画があったり最新のモアナの制作経緯が
かかれていたりするゾーンになっていてつぎからはいよいよ3Dの時代に。
いや2000年代なかったことにされててうっひょいってなった。なかったことにするの多いなぁ。あの、スティッチなかったよ。 山寺宏一さんが音声ガイドしてるのに!(2回目)あとプリキスとかもみたかったなぁ
ここからはデジタルの時代なのでモニターやスクリーンに映したり、印刷したものになってきて実際にアニメーターが腕を動かした紙が展示されてるわけじゃないYO!
ラプルツェルではコンセプトアートもデジタルになってて、時代の流れを感じた。
手書きっぽくてもデジタルのこともあって、2Dの美しさが3Dにも活かされた作品だなぁと。
つぎはシュガーラッシュなんだけど、わたし恥ずかしながらその時はまだ観たことなかったのね汗
デジタルのものが多かったけど鉛筆でかかれたものも展示されてた。
あとお菓子の家みたいなものの模型にアポロもつかわれていて、お!てなった
つぎはお待ちかねアナと雪の女王ゾーンへ。
レジンによるエルサの模型をよく見ると、ベールに細かい模様が入っているし顔はいきいきしてるし、ふああああってなった。
あとクレアキーン氏によるコンセプトアートのいちゃいちゃ姉妹がほんとに尊かった。デザインとか内容とか本編と違ったので難しいかもしれない(アナ雪だと伝わらない)けどあのグッズ欲しいです旦那!
ベイマックスゾーンでも、Hyperionという技術の説明がされてて、またまた表現のために技術を開発していく姿勢好きだなぁってなった。コンピュータ時代でも歴史は続いているのだなぁとしみじみ。
ズートピアのiGroomによる毛並みの変態的レベルのふさふさ感はほんとに好きだしあれはデジタルのなせる技だよなぁ。
どのアートも緑がほんとに綺麗
そして最後はモアナ!
キラキラしていて、水の表現がもう極まっていて素晴らしかった。泣いた。
正直、ラプンツェル以降は、デジタルでそれ以前の手書きのものに感じていたコピーとは違うホンモノ感が薄まっているなぁと感じてたんだけど モアナのでは全く感じなかった。むしろこの作品はアナログじゃなくてデジタルで良かったとまで思った。アナログじゃなくてデジタルで良かったっていうのは映画を観た後にも思ったから、映画の雰囲気とか完成度とかはコンセプトアートやキャラデザからもう決まってるんだなあと。
音声ガイドにはいってたhow far I'll goをきいてやっぱり涙が止まらなくなって、
映画を観たときより、モアナという作品が好きになった
最後に総まとめなアニメーションをみる部屋で最後に物販。
めっちゃ図録買うか迷ったけどまた来るかもしれないしやめといた。わたしはホンモノを見たあとではコピーをみても
うーんとなったので予想してたよりは買わなかったかな。
けどほんとはちょっと高いアクセを自分にプレゼントしたかったw
以上ながながと感想を綴っていったけど、終わった後はほんと「エモい…(地を這う)」以外の
感想が出てこないくらいで自分の語彙力の無さがうらめしい。
語彙力!カモン!てかんじだわもう
ながながと付き合ってくれてありがとうございました。
勢いそのまますぎて恥ずかしい
2/5追記
改行ばっかりの形式やめました。変なところあったらごめんなさい。