以前から、いつかパークで写ルンですで写真を撮ってみたいなあとぼんやり考えていたのを、先日やっと実現させた。
普段は基本デジタル一眼レフ(エントリーモデル)+時々スマホで撮影しているわたしにとって、写ルンですのようなコンパクト&アナログなカメラで撮るのはかなり新鮮で楽しかった。
今さら写ルンです
デジタルカメラやスマートフォンが普及したデジタル時代の今だからこそ、再ブームが来ているといわれている、写ルンです。
とくに、アナログカメラにほとんど触れたことのない世代を中心に、デジタルカメラにはないよさがあると注目を浴びているらしい。
…といっても再ブームが来たといわれてからだいぶたっていて、
http://www.tokyodisneyresort.jp/blog/170607/www.tokyodisneyresort.jp
すでに1年前にTDR公式ブログでフィルム付きレンズで撮影した写真がとりあげられているぐらいだ。
それでもなんだかんだインスタで「#写ルンです」って検索すれば、新しい投稿もいっぱい出てくるぐらいには流行っている。(と思う)
ので、ミーハー全開で流行に乗ってみた。
実際に撮りに行ってきた
今回使用したカメラ
写ルンですといっても何種類か出ているようだが、今回購入したのは、
シンプルエース
という、一番シンプルなもの。27枚撮り
写ルンです シンプルエース(仕様) | 富士フイルム [日本]
ほんとうは感度が高くシャッタースピードが速いHi Speedと迷ったのだが、どうしても動くものとか暗いところとかで撮りたくなったらカメラなりスマホなりでとればいいし、明るくて動かないものを狙おうと思ったので、値段もより手ごろでシンプルなこちらにした。
ひさしぶりの写ルンです
写ルンですを使用するのは小学校の林間学校以来だったと思う。すごく久しぶりである。
まずは開封
破るのに失敗してから気づいたのだが、開封口がある。
それでも失敗w(ひどい)
…と開けるのには失敗したが、撮影方法はとてもシンプルである。
巻き上げる!シャッターを切る!以上!
設定なんかない!ピント合わせるとか考えなくていい!
それになによりもめっちゃ軽い! 一眼レフどころか、スマホと比べても格段に軽い。
といっても、この日はショーを撮るように一眼レフ&望遠レンズ、そしてお守りも兼ねてパンケーキレンズも持っていったので、この軽さというのはそこまで活かせなかったのだが
現像に出してみた
現像はカメラのキタムラにお願いしてみた
特に深い理由はなく、カメラの専門店である&店舗が多いため出しやすいうえに受け取りやすい、という理由でキタムラにお願いした。
せっかくだし全部プリントしようかな、と思ったのだけれども、あとでプリントしたい写真だけ頼めばいっか、とも思ったので、現像とデータ化だけお願いした。データをプリントに出しても大差ないみたいだし。
現像=フィルムに薬品ぶっかけてネガにすること(語弊ありすぎ)
プリント=印刷して絵にすること
チェキをお店に渡してから、1時間ぐらいでできるとのことだったけど、待てなかったのでおうちに帰り、日を改めて受け取りに行った。
1000円ちょっとぐらい払い、インデックスプリント*1を見せてもらって、「データ間違えていませんか?」と確認された後、ネガとCDが入った紙袋を受け取る。
受け取ってから、家に帰ってからパソコンにデータCDを取り込むまで、めっちゃドキドキした。
このドキドキ感はアナログならではで良い。(なんだかんだデジイチ*2でも、カメラの背面モニターで確認してても、パソコンで見ると、手振れピン甘を発見したり、印象が変わったりするので、まったくドキドキしないわけでもないけど)
それと、ネガを見るのはめちゃめちゃ久しぶりだったので、懐かしい気持ちになった。光にあてるのはあまりよくないから、ちらっとしか見てないけど。
写真はこちら
と長い長い前置きはここまでで、ここからは実際に撮った写真を。
TDS編
まずはディズニーシーから
どーん
35thのこれ、色含めてすごく大好き
ファインダーから見える構図と、実際に撮れる絵が違うのが、かなり難しい。
シャッター切って現像出しただけなのに、冒険とイマジネーション!!!!って感じがする(ボキャ貧)
イタリアも
アラビアも
ファインダーよりレンズ下だから、気を付けたつもりだけどそれでも上過ぎた…
古き良きアメリカも
壁撮ってもかっこいい…♡
そしてドナルドにも会えたので記念にぱしり
TDL編
もちろん東京ディズニーランドにも行ったよ♡
リニューアルして色味がかわいくなったスモワもレトロな感じに
ファンタジーランドはレトロかわいい
このスプラッシュマウンテンは緑が印象的に撮れてかなりお気に入り
ロイヤルストリート
「むかし海外旅行に行った時の写真」みたいにとれてかなりお気に入り
ちと人が多いけど
ゼペットじいさんにも会えたのでぱしり
焦点距離意識しすぎて一歩下がったんだけど、そこまで必要なかったかも…?
おまけ
パーク外でパチリ
そして最後にやばすぎる失敗作を
これは指…?
ファインダーからのぞいてみえるものとレンズに写るものが別なのでこうなることもある(言い訳)
さいごに
バーっと写真を挙げながら思ったんだけど、空の青の描写がすごく好み。
プラスチックレンズ、侮れない。
あと、現像するまでどうなるかわからないドキドキ感がすごかった!
決してコスパはよくないのでそんなに頻繁にはできないけど、たまにはアナログもいいなあ。今度はトイカメラも挑戦したいなあ!
*1:すべての写真が小さく1枚に印刷されているもの